良コスパなので使い分け推奨【家そば放浪記】第113束:西友で買った、髙尾製粉製麺『兵庫県推奨優良特産品 髙尾製粉製麺 謹製 播州そば』税込278円(1人前56円)

ロケットニュース24

我がホームのスーパーであるSEIYU(西友)に、見慣れない干し蕎麦が並んでいた。製作所は「髙尾製粉製麺」。かつてカルディで売っていた蕎麦や、大阪の「スーパー玉出」で売っていた蕎麦を作っていたところだな。

そして商品名は『兵庫県推奨優良特産品 髙尾製粉製麺 謹製 播州そば』(←ほとんど中国語)。ムムムムム、これはアレだな、かつて同じような商品名の蕎麦があったな。……あれはたしか……『兵庫県推奨優良特産品 出石そば』だ。

いざ蕎麦相手に職務質問してみれば、なんだかいろいろ出てくるデジャブ感あふれる蕎麦であったが、同じ商品ではなさそうなので購入。パッケージによれば「なめらかな喉ごしと歯切れの良いそば」とのことであるが……


それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約5分半ゆでて……


完成。


して、そのお味は──


うーん、きびしいね。ちょっときびしいかな〜……と言わざるを得ない。パッケージと商品名で相当に大きく出ていたぶん、正直、味わった時の落差も激しかった。

たしかに「なめらかな喉越しと歯切れの良さ」はあるのだけれど、いかんせん薄い。そばの味も薄いし、なんか水っぽい感じの蕎麦というか。

「家そば」か「外そば」かなら、まあ「家そば」でしょう。THE家というか。

でも、こういうお蕎麦も、温かい蕎麦、特に「カレー南蛮そば」や、トロミのある「かきたま蕎麦」など、振り切った系の温蕎麦なら逆に活きる可能性がある。コスパは良いので、うまく使い分けていきたい。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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