ビットキーは3月8日、同社が展開する暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」が、大京アステーと穴吹コミュニティの分譲マンション居住者向けサービス「POCKET HOME(ポケットホーム)」に採用されたと発表した。
居住者が利用するhomehubアプリのトップ画面(左)、アプリ内専用ページを通じて提供される新サービスPOCKET HOMEのサービス画面(右)
homehubは、ドアに設置したビットキーのスマートロックを、スマートフォンアプリで解施錠ができる仕組み。スマートフォンをポケットやバッグに入れたまま解施錠ができ、出入りの履歴を確認できるほか、アプリに友達を追加して合カギを発行することもできる。
今回、大京アステーと穴吹コミュニティは、homehubアプリに分譲マンション居住者向けのページを開設。両社が管理を受託するマンションの居住者と区分所有者約54万戸に、新サービス「POCKET HOME」として無料で提供する。
POCKET HOMEでは、オンライン総会への出席、決議機能を搭載した「マンションウェブ会議」のほか、「AI自宅査定」「LINEからお問い合わせ」「よくあるご質問」「各種お手続き」「お知らせ」の主に6つのコンテンツの利用が可能だ。
ビットキーのスマートロックを設置した場合は、homehubアプリのトップ画面にカギの開け閉めコンテンツを表示でき、homehubアプリで自宅のカギの解錠も可能となる。
なお、マンションウェブ会議では、オンライン上で管理組合の総会を視聴できるほか、議決権の行使も行うことができるため、総会に関する一連の手続きをオンラインで完結することができる。総会への出欠連絡、出席、投票(現地会場出席者の投票も含む)までを一つのアプリ上で完結させ、一元的に集計できる「マンションの総会支援システム」として、ビジネス関連発明の特許を出願しているという。