かなり暖かくなってきたので「寒さ対策グッズ」はもう必要ないかもしれないが、ネットで気になるアイテムを見つけたので買ってしまった。冬の寒さに逆戻りした時のために、そうでなくても来シーズンのために。どうせ冬は毎年やってくるのだから。
何を買ったのかというと……「手毛布(てもうふ)」である。手専用の毛布だ。寒さで手がかじかんだ時も手毛布を装着すればすぐにポカポカ。作業に集中できるという。商品が届いたので試しに使ってみることにした。
・手毛布
手が冷えすぎて指が思ったように動かない……そんな時の救世主的アイテムが手毛布である。手袋ではなく手毛布なのだ。定価1958円のところ現在(2023年3月6日時点)は49%オフの980円で売っている。このチャンスを逃すまいと、やや暴走気味に買ってしまった。
販売サイトによると「室内で手袋を付けていると蒸れる」「手袋がかさばってキーボードやコントローラーをうまく操作できない」といった悩みを解決すると宣言。実物を見ると、手の甲にミニ毛布を固定して使うらしい。たしかに手をポカポカと温めてくれそうだ。
手首・手のひら・中指のゴムバンドに手を通して使うので「細かい作業も素手感覚!」とのこと。実際に装着してみると……なるほど、しっかり密着して暖かい。毛布という表現も大げさではない。これはいいかも!
しかし、パソコン作業をしてみたところ……
こ、これは……
すごい操作しづらいです。
中指が固定されている(ゴムバンドで後ろに引っ張られている)のが思ったよりもキツいのと、毛布のカバー範囲が広すぎて邪魔……キーボード全体を覆うな。これなら「指なし手袋」の方が遥かに使いやすいだろう。暖かいけど使いづらい。
手の大きさによるのかもしれないが、色々試した結果……私の場合は、手首のみをバンドで固定するくらいが良さそうだと思った。密着度が低下する分 保温力もダウンするが、手の自由度はアップするというわけ。邪魔なのは変わらないけどな。
・ゲームや読書には向いているかも
一方で、ゲームのコントローラーを操作したり読書をしたりするくらいなら問題なし。手がポカポカ暖かいまま本を読めるのはいい。ベッドに置いておこうかな。
まとめると、PC作業には向いていないと思う。ゲームや読書には使えそうなので冷え性の方はチェックしてみてはどうだろうか。興味があればぜひどうぞ!
参考リンク:暮らしタス「手毛布」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.