タクシーアプリ「GO」などを展開するMobility Technologiesは3月1日、4月1日付で社名を「GO株式会社」(英語表記:GO INC.)へ変更すると発表した。
Mobility Technologiesは、日本交通ホールディングスの子会社が運営するタクシー配車アプリ「Japan Taxi」などの事業と、DeNAが運営するタクシー配車アプリ「MOV」などの事業を統合する形で発足した会社。
同社によると、2020年4月の事業統合以降、「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げ、さまざまな事業に取り組んでいるという。
具体的には、全国9割の都道府県で提供するタクシーアプリ GO や、5万台超のタクシーや営業車、トラックで採用されている次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を提供している。
さらに、「タクシー産業GXプロジェクト」による脱炭素化に向けた環境への取り組みや、全国で課題となる乗務員をはじめとした人材不足の解消を目指す人材獲得事業、相乗りなど、移動手段の裾野を広げる新規サービスの検証など、モビリティ産業を軸に社会課題の解決に向けた次世代事業の開発も推進している。
同社では今回の社名変更について、配車アプリである GO を基軸とし、モビリティ産業のアップデートに今後さらに注力するにあたり、事業統合3周年の節目として、会社名称も主力サービス名称と同じ GO株式会社 へと変更することにしたと説明する。
同社では「移動の常識が変わることで、生活者ひとりひとりの日常がアップデートされる世界」の実現を目指すとしている。