ゴルフ練習場のトイレで「18層のガラス被膜が傷、汚れから守る。ゴルフクラブにガラスコーティング」なる広告を見つけた。高価なクラブを守るためにガラスコーティングをする方もいるのだろう。ドライバー1本で3000円。驚くほどの値段ではない。
ちなみに「サングラス・スマホ・シューズにもコーティング処理ができる」らしい。ほほー、スマホにもできるのか……ちょっと興味があるぞってことで話を聞くと、両面・カバー込みで2500円とのこと。試しに古いスマホをお願いしてみたらマジでスゴいことになった!
・ガラスコーティング
そういえば以前、あひるねこ記者が「洗車のプロ」にガラスコーティングをお願いしていたような。たしか汚れを拭き取ってからジェル状のコーティング剤をつけ、キレイに拭き上げたらピカピカ……というシンプルなものだった。
今回も全体的な流れはほとんど同じだが……もうちょい詳しく話が聞けたのでお願いしてみることに。実験台となったのは、私が以前使用していた「iPhoneSE(第二世代)」とスマホカバー。丁寧に使っていたのでとくに目立った傷は付いていない。
・ガラスコーティングの流れ
まずはゴルフ用品に特化した高価な洗浄水「ハドラスウォーター」でスマホを洗う。こちらは素材と汚れの間に入り込み、汚れや雑菌を取り除くのが特徴だとか。表面も裏面もカバーにも容赦なく吹きつけ、ビシャビシャにしてからクロスで拭き取る。
んで次に、塗るだけで高密度のガラス膜を形成するガラスコーティング剤「HardoLass(ハドラス)」を染み込ませたクロスでスマホを磨く。
──以上の工程を3回繰り返して終了。たしかにピカピカ……だがしかし! ガラスコーティングの実力(強度)はいまいち分からず。
疑っているわけではないが、本当にガラス膜は形成されたのだろうか。ただスマホをキレイに磨いているようにしか見えなかったんですけど……。
しかし担当者は自信満々で、説明をざっくり要約すると「これで乾いたら約30%、3日後には100%のガラス膜が形成されます」とのことだった。
・1週間後
それから1週間が経った。もう100%のガラス膜でスマホが守られているはず。ちなみに「ハドラス」は “最強のガラスコーティング剤” として有名らしく、非常に細かい部分まで溶剤が入り込むからクラック(割れ)等がほとんどないという。
たしかにゴルフクラブに使うくらいだからかなりの強度に違いない。どのくらい強いのか確認するために、ハサミでスマホを突き刺してみると……
ガッ! ガッ!(けっこう強め)
無傷!
強すぎる……刃物で攻撃しても1ミリも傷がつかなかった。これなら古いスマホではなく、今使っているiPhoneをお願いすれば良かったぞ。
一般的なガラスフィルムは強度があっても分厚くなるのが難点だが、ガラスコーティングは厚さがそのままで無敵の強さになるのが良い。しかもゴルフクラブでも3年くらいは持つそう(使い方による)なので、スマホだったら次の機種変更まで余裕かも。
どこでもやっているわけではないと思うが、興味のある方は「ハドラス」のコーティング剤をチェックしてみてはどうだろうか。もしくはゴルフショップ等で相談してみてもいいかもね。今使っているスマホもコーティングしてもらおうかな〜〜〜!