QNAPの法人向け16ベイNAS「TS-1655」、フォースメディアが発売 

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 株式会社フォースメディアは、HDD・SSD計16ドライブを搭載したQNAPの法人向けNASキット「TS-1655」の発売を開始した。単体モデルはオープン価格で、HDD搭載モデルは87万円(2TB×2)から。

 CPUにAtom C5125(8コア、2.8GHz)、メモリにDDR4 8GB(最大128GB)を搭載。Intel QuickAssistテクノロジー(QAT)対応により演算負荷の高い圧縮の負荷を軽減し、IPsec/SSL暗号化パフォーマンスを向上させるとしている。

 優先LANポートはポートトランキングに対応した2.5GbE×2。そのほか、USB 3.2 Gen.1×4と、PCIe Gen.3接続のM.2スロット×2、PCIe Gen.3スロット×2を搭載。5/10/25GbE対応のネットワークカードやSSDストレージプール、高速画像認識対応のCoral M.2アクセラレーターなどを増設できる。

 QNAPのNAS用OS「QTS」を搭載。セキュリティ機能のほか、ファイルの保存、管理、同期、検索、アーカイブを行う各種アプリが統合されており、高度なファイル管理を実現できるとしている。また、任意のシステム状態を記録する、ブロックベースのスナップショットに対応しており、ランサムウェアの脅威の軽減に貢献するという。

 本製品は、QNAPによって長期間(最長2027年まで)提供・サポートが行われる。そのため、複数の地点に展開されたNASモデルに適合させる必要のあるビジネスにとって理想的だとしている。

 本体サイズは294×370×320mm(幅×奥行×高さ)で、重量は16.68kg。

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