【ムズすぎ】いきなりステーキの新星「赤身！肩ロースステーキ」と「ワイルドステーキ」の違いを確かめようとしたら…予算が3倍かかってコレかよ！

いきなり！ステーキ（以下いきステ）が店舗限定でテスト販売している『赤身！肩ロースステーキ』。同チェーンのコスパ代表・ワイルドステーキより安いことから、現在のところこの商品こそが新たなるコスパ王ステーキと言っていい。

では、新コスパ王の『赤身！肩ロースステーキ』と旧コスパ王の『ワイルドステーキ』は何がどう違うのだろうか？　気になったので店員さんに聞いたところ、結果的に混乱することになったので報告したい。

・表記的には同じ部位のステーキ

以前の記事でお伝えしたように、旧コスパ王『ワイルドステーキ』は肩ロース。一方、新コスパ王の『赤身！肩ロースステーキ』も当然ながら肩ロース。つまり、2つのステーキは同じ部位ってことになる。

にもかかわらず、まったく違う商品として売り出されている理由は何なのだろう？　どんな違いがあるのか？　そのあたりを店員さんに聞いてみたら……

店員さん「牛肉の産地が違います。ワイルドステーキはアメリカ産牛肉、新商品の方はオーストラリア産牛肉です」

なるほど〜！　産地が違うってことは、牛が食べている飼料をはじめとした飼育環境なんかが違うだろうし、肉の味だって違うはず。

問題はどれほど味に違いが出ているのかって点だが、そればっかりは食べてみるしかあるまい。というわけで、2つの商品を注文。食べ比べてみようとしたが……

正直なところ違いがよく分からなかった。身もフタもない言い方をすれば、「ソースをかけたらほぼ一緒」という感じ。目隠しをされて「ワイルドステーキの方を当ててみろ」と言われたら、結構な確率で私はミスるだろう。

というか、先日公開した記事でお伝えしたように、初めて食べ比べたときは2つの微妙な違いよりも『赤身！肩ロースステーキ』の脂身が気になって仕方がなかった。

なので、別店舗へ行き『赤身！肩ロースステーキ』を再び食べることになったのだが、2店舗目は1店舗目と肉のカットからして違っていたのだ。同じ商品のはずなのに……。

詳しくは先日の記事でご確認いただくとして、同じ商品で差があると別商品と食べ比べするどころじゃない。こうして、『赤身！肩ロースステーキ』と『ワイルドステーキ』の差は私の中でうやむやな形になったのだが……

やっぱり味の違いが気になる!!!!

──という気持ちを抑えきれなかったので、短期間の間にいきステ3度目の訪問。頼むのはもちろん、『赤身！肩ロースステーキ』と『ワイルドステーキ』だ。

ちなみに、『赤身！肩ロースステーキ（150g）』の単品価格は1000円で、『ワイルドステーキ（150g）』の単品価格は1090円。食べ比べは2000円ほどで済む計算になるから、私としても当初はそれくらいの予算を見込んでいた。

が、アクシデントで『赤身！肩ロースステーキ』を連続で食べることになったのに加えて、今回で3度目のいきステ訪問。さらに、途中でライスを食べたくなったので追加したりした関係で、見込み予算の3倍ほどかかっている。

それだけお金を使ったのだから、『赤身！肩ロースステーキ』と『ワイルドステーキ』の味の違いは絶対に突き止めておきたい。と思いながら待つこと約5分。やってきた3度目の『赤身！肩ロースステーキ』は……

うわ〜

1店舗目、2店舗目ともまたカットが違う！

マジかよ……

3店舗目は1店舗目に比べてひと切れがやや細めで、2店舗目とは違い鉄板に対して垂直に包丁が入っているではないか。実際に食べてみると、3店舗目がもっともワイルドステーキに近い気がする。

ただ、もっとも赤身の美味しさを感じられたのは2店舗目。つまり、同じ『赤身！肩ロースステーキ』のはずなのに食べる店舗（タイミング？）によって全然違ったのだ。

こうなったら、意識を集中するしかない。今まで食べた『赤身！肩ロースステーキ』の平均をイメージし、『ワイルドステーキ』とどう違うかを考えたところ……

……

う〜ん

……

＿人人人人人人人人＿
＞　わからない!!!!　＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

──という結論しか出なかったことをお詫びしたい。強いて言うなら『赤身！肩ロースステーキ』の方が脂身の平均量が少ないかな？　という気がしなくもないが、運が悪ければ1店舗目のように脂身爆弾に遭遇する。

どう考えても1切れごとの差が大きいので、まとまった特徴をつかむのが難しいのだ。

と言うと、読者の中には「お前の味覚がクソだから違いが分からないんじゃないのか？」と思う人だっているかもしれない。たしかに、私は当サイトの人気企画「グルメライター格付けチェック」で目を覆いたくなる成績を叩き出しているが、上の状況で2商品の差を感じとるのは誰だってムズい……はずだ。

・ワイルドステーキ好きは是非！

まぁ裏を返せば、『ワイルドステーキ』が大好きな人にとって『赤身！肩ロースステーキ』は結構な確率で気に入るのではないだろうか。価格だってワイルドステーキより安いのだから、頼まない手はない。

注意すべきなのは、『赤身！肩ロースステーキ』が現在のところ店舗限定という点。対応店舗は以下に記載しておくので、試してみようと思っている人は参考にしていただきたい。

【販売店舗】

北海道：イオンモール札幌発寒店、イオン釧路店、長崎屋小樽店

岩手：イオンモール盛岡店、岩手北上店

宮城：仙台店、仙台吉成台店

福島：イオンモール小名浜店

東京：六本木店、赤坂通り店、吉祥寺店、錦糸町店、池袋東口店、渋谷センター街店、小川町店、高田馬場店、池袋西口店、浅草雷門店、蒲田店、保谷駅前店、東京八重洲地下街店、大山店、八王子店、大久保店、目黒上大崎店、三軒茶屋店、門前仲町店、高円寺南口店、亀有店、町田店、王子店、大塚店、東中野店、北千住店、立川北口店、五反田店、大森ララ店、新橋日比谷口店、末広町店、勝どき店、有楽町店、アリオ亀有店、イオンモールむさし村山店、オリナス錦糸町店、三鷹東八道路店、イトーヨーカドー大井町店、マチノマ大森店、下北沢店、イオンモール東久留米店、調布店

神奈川：横須賀中央店、相模大野店、元住吉店、綱島店、上大岡店、藤沢店、アリオ橋本店、横浜西口店、湘南モールフィル店、イオンモール座間店、小田急マルシェ大和店

埼玉：大宮西口店、八潮ロード店、イオンモール川口前川店、川口駅前店、アリオ川口店、イオンモール北戸田店、ららぽーと新三郷店、草加新田店、川越バイパス店

千葉：プレナ幕張店、南行徳店、イオンモール津田沼店、セブンパークアリオ柏店、イオン新浦安店、穴川東インター店、船橋店、木更津店、成田飯仲店、市川店

茨城：神栖店、ひたち野うしく店、イオンモール土浦店

群馬：フレスポ藤岡店

山梨：イオンモール甲府昭和店

長野：松本村井店

石川：イオンモール新小松店、金沢福久店

愛知：イオンモール長久手店、イオンモール名古屋茶屋店、名古屋三井ビル店、名古屋大須店、リーフウォーク稲沢店、桶狭間店、愛知蒲郡店、愛知大口店、イオンモール熱田店、豊田四郷店

静岡：浜松湖東町店、静岡中島店、袋井店

大阪：あべのルシアス店、梅田堂山店、泉大津店、イオンモール堺鉄砲町店、LABI千里店、ニトリモール枚方店、岸和田店、堺東駅前店、イオンモール四條畷店、八尾店、大阪福島店、カリーノ江坂店

兵庫：イオンモール伊丹店、イオンモール神戸北店、イオンモール神戸南店、イオン明石ショッピングセンター店、ドン・キホーテ西宮店