Microsoftは26日(米国時間)、Windows 11 Insiderのベータチャネル向けに、ビルド22621.1245および22623.1245を配信開始した。このうち22623.1245の方には新機能が実装されているが、22621.1245は標準でオフになっている。
ビルド22622を使っているユーザーが有効化パッケージを使うと22623ベースとなるほか、22621ユーザーがWindowsの更新プログラムを通じて22623のインストールを行なうことが可能。
ベータチャネルでは既にSnipping Toolによる画面録画機能を(バージョン11.2212.24.0において)ロールアウトしているのだが、最新の更新により記録中に一時停止することもできるようになった。また、性能や信頼性も向上しているという。
修正点としては、クイック設定を行なおうとすると高頻度でShellExperienceHostがクラッシュする問題、タスクマネージャーがクラッシュしたり、テキストのスケーリングを増加させた際にタスクマネージャーの検索ボックスがタイトルバーのテキストと重なったりする問題、非ページプールの使用率が高くなってシステムメモリが枯渇するReFSの問題、ネットワークからローカルドライブへのコピーが遅くなる問題、IMEがアクティブの時にマウスとキーボードを使用するとアプリが応答しなくなる問題などへの対処が挙げられる。
また、.NET Frameworkの更新プログラムは、Windows Update→詳細オプション→オプションの更新プログラムに表示されるようになった。
コメント