【衝撃】スシロー、やけくそになる

ロケットニュース24

ここ最近、めっきりキャンペーンが減ったスシロー。職場近くの新宿三丁目店では、予約なしで昼時でもテーブルまで素通りだ。大丈夫なのか? スシローの精神状態を心配せずにはいられない

そんな私を含むファンにとっては2023年1月18日から開催された「大切りてんこ盛り祭」は朗報と言えるだろう。なにせ、久しぶりのスシローらしいキャンペーンだ。そこで食べに行ってみたぞ。

・キャンペーンの印象

「大切りてんこ盛り祭」はでかネタやてんこ盛り寿司を展開するスシロー定番のキャンペーンだ。2022年12月のキャンペーンも「かに祭」とこれまた定番のものだったので、まずは普段の自分を思い出そうとしているのかもしれない。

しかしながら、何気ないものほど一度失くすと厄介だ。誰も意識して歩いているわけではないのだから。今回のキャンペーンにはそんなスシローの苦悩が見てとれた。

・朗報

まず、ファンにとっての朗報は「特大ほたて貝柱(黒皿)」が登場していること。お前……久しぶりやないか。冬のスシローにこいつが不在なのは違和感しかない。

正直、このカムバックには泣きそうになった。スシローは必死に自分らしさを思い出そうとしている。だがしかし、本キャンペーンにおいて特筆すべきはこいつのみだ。

・次点

あとは、イカが好きな人にとっては大切りイカが最安の黄皿なのは熱いだろう。同じ黄皿の普段のイカに比べると大分大きい。

また、とろサーモン・紅鮭いくらてんこ盛りはシンプルにウマイ。とは言え、これは最高額の黒皿で、普段のいくらは中間の赤皿のため、コスパの良さを感じるまでいかなかったのも事実。

・スシローの苦悩

さらに、フェア商品の項目の最後に載っていたメニュー「どでか肉焼売包み(黄皿)」にはスシローの苦悩を感じずにはいられなかった。焼売がどう酢飯にマッチするのかと思って注文してみたところ……


そのままだった

確かに焼売デカイけどさ。包みの酢飯の上に乗ってるものだから、高さも出ていて開口の限界を超えてるじゃないか。まるで、酔っぱらったサラリーマンが帰りにスーパーで買って作ったみたいな計算の無さである。ヤケクソなのか……?


・頑張れスシロー

ちなみに、展開されているメニューは黄皿4皿に黒皿2皿の計6皿である。今までは、こういったキャンペーンでは12皿くらいラインナップされるのが普通だったので、やはりスシローはまだ苦悩の真っただ中にいるようだ。

とは言え、今のスシローも嫌いなわけじゃない。むしろ、空いてるし、黄皿も充実しているし、行きやすくなったとも言える。このまま本当の意味でユーザーフレンドリーな会社になっていってくれることを願わずにはいられない。

※店舗によって皿の価格が違います
黄皿=120円or130円or150円
赤皿=180円or190円or210円
黒皿=360円or370円or390円

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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