390年の歴史を持つ老舗の乾そば【家そば放浪記】第95束:しなの屋KARUIZAWAで買った、戸隠松本製麺『大久保西の茶屋 信州 戸隠そば』税込432円(1人前216円)

ロケットニュース24

いつぞやか、軽井沢の駅に行った時、お蕎麦コーナーができていた。新蕎麦の季節だしなぁ……と覗いてみると、見たこともない製造所の乾蕎麦が並んでいた。それこそが今回ご紹介する戸隠松本製麺の『大久保西の茶屋 信州 戸隠そば』である。

「大久保西の茶屋」について調べてみると、“創業寛永元年から390年余、長野県長野市(信州)戸隠そばの老舗” とのこと。さらに公式サイトを調べてみると……

「大久保西の茶屋「乾そばシリーズ」で初めて完成させた商品です。13代目自ら試行錯誤を繰り返し、味や喉ごしといったバランスを考えて創り上げた、こだわりの逸品です。」

──らしい。これは期待しかない! それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


6分ほどゆでて……


完成。


して、そのお味は──


蕎麦が細い。こう細いと、更科でよくある系かな……と思ったりもするが、そうでもない。細くて美味しい蕎麦である。喉越しもよい。でも、食べた直後「あー、こういう系のそばか」となる “デジャブ蕎麦” でもあった。

「家そば」か「外そば」かなら家かなと。こういうの食べたことある系な。家で食べたことある系な。麺の細さと共に、印象も細かった。しかしながら、麺の細さを活かした食べ方であれば大化けしそうな予感もする。細麺が好きな人ならアリかと。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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