編集部がまたパズルを解かせてくる
以前、編集部から「箱に仕掛けられたギミックを解きまくる立体パズル」が送られてきたことがあった。
死闘の末、5個の箱のうち4個の箱をなんとか開けることができた。すごく楽しかった。
そしたら今度はまた別のパズルを解くことになった。
くっつける知恵の輪
数日後、送られてきたのは小さな箱だ。
知恵の輪のようなものだろうか。金属製の知恵の輪は小さいころよくやったので懐かしい。当時、キャストパズルという知恵の輪をよくやっていた。
箱を開けてみよう。
そこにあるのは色は違えど形は同じ4つのパーツである。これをどうすればいいんだろう。
よくわからないのでググった。そしたらめちゃくちゃかっこいいPVが出てきた。
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これは外すパズルではなく、組むパズルなのだ。2つの輪っかが組み合わさった状態にできたら成功のようだ。
無理すぎる
目標は簡単。2つの輪っかをくっつけるだけだ。
まず、このパーツについて調べると、2つのパーツがうまいこと組み合わさるようになっていて、1つの輪っかになる。
これをうまいこと同時にやって、輪っかを2つ作ればいいのでは?
「あ、これ無理なやつだ」と思った。どうあがいても無理だ。
33といえばミスタージャイアンツ・長嶋茂雄氏の監督時代の背番号だ。「永久に不滅」ということだろうか。
こたえを見てからが本番
1時間ぐらい試したが一向に進展の気配がない。「もう答えを見ちゃおう」と思った。こっちは年末進行で忙しいのだ。
説明書を開くと、輪っかをくっつけるための手順がイラストで解説されていた。
もし今後パズルを購入される方がいれば、お楽しみポイントは説明書の雑さである。説明書の雑さにいっしょに打ちひしがれましょう。あのIKEAの家具の組み立て手順書の7倍ぐらいの雑さだ。
でもまだ希望はある。向こうも「さすがに雑すぎる」と思ったのか、組み立て手順の動画を公開してくれているのだ。
動画みても無理かも
動画の解説は非常に丁寧である。英語なのであんまりよくわからないけれど、「がんばって丁寧に説明している」ということだけは伝わってくる。
正直、「動画を見ても無理かもしれない」という気持ちになる。動画の通りにならないし、途中の手順なんて手が3本必要な気がする。
でもなんとか2本の手でやりくりした。
そして…
自らの手で完成させたとはいえ、目の前にあるオブジェクトがあり得ない構造をしているせいで笑ってしまう。脳がうけつけない構造だ。
完成した瞬間の気持ちを振り返る。
完成した瞬間の気持ち
・まさか33が伏線になっていたとは…
・「心配する事は何もない」も伏線だった。もはやこわい
・答えを見ながらやったのに、最後「スルっ」と完成する瞬間は気持ちよかった
・最後の「スルっ」をすでにもう一回味わいたい
・ノーヒントで解くのは絶対に無理だった。動画を見てギリ行けた
そして、ひとしきり写真を撮ったあと、「箱にしまうには分解する必要があるな🤔」という事実に気が付く。
…WAVELINKS PUZZLE第2章スタートである。