じわじわと全国に店舗を増やしている「猿田彦珈琲」。最近は、コンビニにコラボコーヒーが置いてあったりして、名前をご存知の方も多いのではなかろうか。
スタバとの違いは、えーと、スペシャルティコーヒーの専門店で……豆の個性を……まあちょっとうまく説明できないんだけど、オシャレで美味しいコーヒー屋さんなのだ。イケてる感を出したい私は「スタバより猿田彦のほうが好きかな」とか雰囲気で言っている。
そんなオシャレな「猿田彦珈琲」も実は福袋を発売しているってこと、あんまり知られてないんじゃなかろうか？ ってことで、イケてる感を出したい私は買ってみた。
・猿田彦珈琲の福袋2023（ドリップバッグ25枚） 6480円
猿田彦珈琲の福袋は全部で3種類。オンラインショップ限定の珈琲豆バージョン、ドリップバッグバージョン、そして店舗限定バージョン。
私が買ったのはオンラインの「ドリップバッグバージョン」である。あまり知られていないのか、12月下旬からでも余裕で予約できた。
入っていたものを紹介したい。まず、25P入りのドリップバッグの内訳はこんな感じ。
・大吉ブレンドドリップバッグ × 12
・みちひらきブレンドドリップバッグ × 3
・お年玉ブレンドドリップバッグ × 3
・恵比寿シティブレンドドリップバッグ × 1
・亀戸ブレンドドリップバッグ × 1
・仙台ブレンドドリップバッグ × 1
・神奈川県立図書館ブレンドドリップバッグ × 1
・The Bridge 原宿ブレンドドリップバッグ × 1
・伊勢国ブレンドドリップバッグ × 1
・ならまちブレンドドリップバッグ × 1
そしてグッズはこんな感じ。
・オリジナルバッグ × 1
・猿田彦珈琲オリジナルコースター × 1
・オンラインクーポン × 2 （5/31使用期限のものを2枚）
・グッズより圧倒的にコーヒー推し
スタバやタリーズなど各コーヒーショップの福袋が、コーヒー以上にグッズ推しなのに対して、猿田彦珈琲の福袋は圧倒的に “コーヒー推し” である。これは珈琲への絶対的な自信の現れだろう。
定番の「大吉ブレンド」や「みちひらきブレンド」が多めに入っているけど……
注目は、各地にある猿田彦珈琲の限定店舗でしか飲めないというご当地ブレンドが7種類入っていることであろう。猿田彦珈琲マニアなら嬉しいのではなかろうか。仙台とか奈良とか伊勢の方とか、なかなか行けないしなあ。
ドリップバッグの種類はなんと10種類。ここはコーヒー研究会の部室かなって感じである。
──背伸びした大学1年生の私。ほんとはブラックコーヒーはまだ苦手……。だけど、入学式のあの日、キャンパスの中で迷子になってる私に先輩がコーヒーを渡してくれたとき、ホッとした。そして、ここ（珈琲研究会）に入りたいって思ったんだ……。もっとコーヒーのこと知りたい、先輩に近づきたい……！
いきなり少女漫画が始まってしまって恐縮だが、福袋を開封した私の脳内がそうなってしまったんだからしょうがない。
・グッズも抜かりなし
そして、少ないながらも入っているオリジナルグッズがまたセンスがいいのだ。特に私が唸ってしまったのが「オリジナルバッグ」。
こうしたエコバッグってグッズの定番だけど、だいたいブランドロゴがでかでかと入ってたりするじゃないですか。うっかりスタバのバッグ持ってタリーズに入っちゃったりすると「やっちまったな」感がでてしまうわけです。
だけど、これはもうマジでよ〜〜〜〜く見ないと猿田彦珈琲のグッズって分からないところがいい。デザイン自体もオシャレだし。
そして、セットがマグカップじゃなくて、コースターってところも個人的には好み。ヒノキの木でつくってあるそうな。わざわざコースター使う習慣なかったけど、使おうかな……。
・憧れだった大学3年生の先輩のよう
硬派なコーヒードリップバッグに、ブランド名が分からないハイセンスなエコバッグ……。
猿田彦珈琲の福袋は、なんか大学にいた物知りでセンスのいい先輩ってイメージであった。
もう大学をとっくに卒業して、30過ぎているというのに、未だにかっこいいオトナになれてる気がしないが、ドリップバッグのコーヒーの飲み比べをして、私も違いの分かる女になりたいものです。
ちなみに、オンラインショップにはまだ在庫があるようなので、気になる方はぜひチェックを。
参考リンク：猿田彦珈琲オンラインショップ
執筆：御花畑マリコ
Photo：RocketNews24.
