タンブラーを金属からプラスチックに変えたら心に平穏が訪れた2022年

GIZMODO

高価なものがベストとは限らない。

わたしにとって2022年は、ひたすらタンブラーを買い換えた年でした。

テレワーク体制になってめちゃくちゃお世話になっている、断熱機能を持った二重構造のタンブラー。

作業中にチュウチュウ水分補給できるし、夏に冷たい飲み物を入れても結露せず、冬に熱い飲み物を入れても持つのがつらくない。テクノロジーが生み出した魔法のカップです。

最初はいたってふつうのステンレス製タンブラーを使っていたのですが、かすかな金属臭が気になったので、内側にセラミックコートが施されたちょっといいタンブラーに買い換えました。

中のコートはキズひとつないのに外側がボロボロ

が、このタンブラー、外側のコートが弱い。食洗器対応をうたっているはずのに、食洗器の熱湯にやられたのか1年たたずに外側のコートがボロボロに。買い換えなきゃ…

次の候補は、コートなしでも金属臭くない、チタンのタンブラー。すっごくいいプロダクトなのはわかります。でも値札を見るとどれも5000円はくだらない。ポチる指が止まる価格です。ほしいものリストに入れてAmazonセールを待ちましたが、セールにかかる気配もなし。

どうしよう、いつ買えばいいのか。ずっと使えるものだしすぐ買えばいいのでは? もっと高額なガジェットは決断できるのになぜ悩むのか。

そんな悶々とする日々を過ごしていたら、雑貨屋でこのプラスチックのタンブラーが目に留まりました。お値段1000円そこそこ。

金属臭くない、コートはがれの心配なし(ちゃんと食洗器対応)、落としても割れない、そして何より…安い! 保温性能こそ金属製のタンブラーには劣りますが(たぶん中は真空じゃないよね)、それ以外は完璧。

こうして私はタンブラーの聖杯を手にできたのです。

…来年あたりチタンタンブラーを買ってそうな気もしますが。