キーボードに革命が起こる!
光れば光るほど良い
デスクトップPCをはじめ、マウスやキーボード、マウスパッドなど、RGB LEDが極彩色に光り輝くゲーミング用デバイス。もうアレ以上は派手にしようがないほど、完成されているように思えますが…?
eSports用ゲーミングマウスを作るFinalmouse(ファイナルマウス)から、キーキャップの下がフルカラーのスクリーンになっているキーボード「Centerpiece」がお目見えしました。
キーボードにディスプレイがフュージョン
キーの下で鯉が泳いでいたり、打鍵に応じて波紋が広がり火花が散ったり、とにかく凄まじいグラフィックとアニメーション。ついつい見ちゃってブラインドタッチができなさそうです。
キーボードとしても使い勝手が良い
走るライオンをキー操作でジャンプさせたりして、キーボード内でも遊べるゲームがあるようですね。この技術は、「Laminated DisplayCircuit Glass Stack(LDGS)」という技術で実現したとのこと。
名前から想像するに、ディスプレイの基盤をラミネート加工しガラスで挟んだということなのでしょうか? 個別に重ねたガラスのガスケットにより、打鍵感が他と違うともあります。ただ画面があって派手なだけではないんですね。
キーはGateron Inkブラックスイッチが採用され、激しいタイピングでも耐えられます。それにユーザーはキーのアクチュエーションとリリース・ポイントの距離が調節できるのこと。それぞれが打ちやすいキー操作が可能になります。
グラフィックは自作して売れば収益に
「スキン」と呼ばれるグラフィックは、超リアルなCGを生成するUnreal Engine 5で作られており、コンピューターに頼らず内蔵GPUとCPUで描写されます。
加えてSteamアプリを通じて、 自作のスキンを販売することができるのも斬新です。デザイナーやアニメーターなら、元が取れる以上に収入にも繋がります。新たなスキンを探す人は、選択肢が多すぎて迷ってしまいますね。
入手したスキンはオンラインでコレクションに加えられます。「Centerpiece」にダウンロードすると、常に3種類が保管できるんです。そして側面にあるボタンで選ぶと、すぐに反映される仕組みになっています。作ったり買ったりしたスキンを、友だちのアカウントと交換するのも簡単とのこと。たとえば期限を決めて数人で使い回すと、お得かもしれませんね。
発売は来年初頭。筐体はCNCによる削り出し加工も施されていて、349ドル(約4万6200円)は安すぎでは? こりゃゲーマーじゃなくとも欲しいですね。
Source: YouTube, Finalmouse via The Awesomer