1回使い切りのコーヒーカプセルって案外高くて環境にも悪そうですよね。
どんどんたまっていくのを見るだけでエスプレッソのおいしさも半減。そう感じてしまうあなたにもおすすめなのが、再利用カプセルです。
1万回淹れられる!
家にあるコーヒーメーカー「Nespresso Virtuo」(ぐるぐる回って淹れるバージョン)の場合、市販のコーヒーカプセルは40個まとめ買いしても43ドル(日本は5822円)で、1個あたり1ドル8セント(日本は約146円)します。
一方、Capmessoの再利用カプセルを1個26ドル(日本は6214円ほど)で買えばなんと好きな豆で1万回淹れられる! 1日1杯飲んだとしても27年超え。死ぬまで飲めるんじゃないでしょうか。40個買い足すときに手が勝手に動いてポチってました。
ついでに再利用カプセルに入れる用にLavazzaのエスプレッソ豆1kgも20ドル(日本は3888円)で購入。両方合わせたって40個セットと3ドルしか変わりません。
1杯あたりの豆代を比べると?
1回12g使用の大きいほうのカプセルで計算すると、1kgで83杯。1kgの豆は17~20ドルで売られているので、だいたい次のような単価差が出ます。
・Campmesso再利用カプセル:1杯10~24セント(日本円換算13.7〜33円)
・Nespresso Virtuo純正カプセル:1杯1ドル10セント~1ドル20セント(日本円換算13.7〜165円)
味はどうよ?
結論から言うと、VirtuoLineは豆に応じて最適な温度や淹れ方が各カプセルにバーコードで記載されていますので(これが特許で参入疎外要因)、どこの馬の骨ともわからない豆を安物グラインダーで粗く挽いて淹れても純正カプセルのうまさの10分の1ほどにもなりませんでした。
サンフランシスコの少し粘りのある焙煎の豆に切り替えたら、おいしく飲めるようになりました。たまたま相性がいい豆に当たった感じですね。
再利用カプセルを使っても淹れるのはかんたん
①豆を挽く
②付属の平底スプーンで平らに詰める
③余分な豆粒を払う
④くるくる回して蓋をする
⑤セットしてレバーを回してスイッチON!
⑥家中に広がるコーヒーの香り
⑦できあがり!
使用後はどうするの?
冷めた頃合いを見計らって、レバーを反対に回してアンロックして開けるわけですが、そのとき気を付けないと右の使用済みカプセルの棚にゴロンと入っちゃいます。まあ、そこから取り出せばいい話だけど、割と面倒なので、開けるときゆっくり取り出したほうが手間は省けます。
ここの市は生ごみ分別回収なので、コーヒーかすは掻き出してコンポストにポイっ。あとは洗って空拭きしてます。
うへ、面倒!と最初は思うし、自分も買って何か月も腰が重くて放置しちゃってましたが、慣れてしまえば茶道みたいなルーティンでできます。平底のスプーンで押し付けるときには、ナツメに抹茶を盛って山を整えるような感覚に近いので心も整うような。
出来合いのカプセル以外にもいろいろ楽しみたいなーと考えてる人は1個持っといて損はないでしょう。
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