Netflix苦難の時。150人を解雇

GIZMODO

いつか、今の苦労をオリジナルドキュメンタリーにできる日がきますように。

2022年第1四半期の収益報告がふるわず、会員数も減少、株価も下落しているNetflix。社員150人が解雇されることが明らかになりました。

解雇に関する社内通知は、アメリカ現地時間で17日火曜日に出され、その後一斉に米メディアが報道。150人は全社員のおよそ1.3%で、そのほとんどがアメリカを拠点にしているスタッフとのことです。先月末のNetflix公式ブログTudumのスタッフ解雇に続き、コスト削減へ一直線。

米Gizmodo編集部がNetflixに問い合わせたところ、担当者から以下の回答がありました。

収益報告の通り利益成長がふるわず、企業としてコスト削減を行なう必要があります。残念ながら、本日(5月17日)、150人を解雇いたします。そのほとんどが米国拠点の社員です。解雇理由は、個人のパフォーマンスではなく企業の都合であり、素晴らしいスタッフに別れを告げるのはとても辛い決断でした。非常に難しい変化の中、対象者にはできる限りのサポートを行なってまいります。

2022年第1四半期、Netflixの登録者数は10年で初の減少(20万人減)に転じたことが明らかになりました。減少理由は、ロシア国内でのサービス停止、熾烈を極める業界内の競争、ユーザーアカウントの使い回し問題などなど。従業員の解雇でコストを削減しつつ、収益アップのためにできることとして、アカウント共有プランや広告導入など噂はつきません。

2022年はNetflixにとって間違いなく苦難の年。ネトフリ大好き人間からしたら、堪えてくれ!の一言に尽きます。退会しないし、アカウントシェアもしてないから、どうか良質なコンテンツ制作を続けてください! 好きなシリーズが途中で終了なんてことになりませんように…。

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