「FIFAワールドカップ カタール2022」を無料生中継するABEMAが、12月5日深夜に行われる日本VSクロアチア戦について、異例とも言える入場制限の可能性をウェブサイトで示唆している。
これは日本史上初となるベスト8をかけた同試合について、アクセスが集中した場合に、入場制限を行う可能性があるというもの。ABEMAによると、快適な視聴環境を維持するために必要と判断した場合に「その判断以降『ABEMA』にアクセスしようとした全てのみなさまを対象に、入場制限をさせていただく場合がございます」と対応を示唆。さらに「一度ABEMAから離れてしまうと、それまで見られていた場合でも入場制限がかかってしまいアクセスできなくなる可能性がございます」としている。入場制限する際は、ABEMAの公式Twitterで告知するという。
地上波では一部試合しか放映がない中、全試合を生中継するABEMAの株は急上昇中だが、評判になるにつれアクセスも増加。サーバーが負荷に耐えきれない事態を見越して、今回の事前告知につながったものとみられる。ネット環境さえあれば視聴できるためテレビを所有しないユーザーにも人気のABEMA、試合の行方はもちろんのこと、同サービスのサーバーが持ちこたえられるかも注目だ。