モスバーガーが2022年11月16日、新作『とびきりアボカドコロッケ』の販売を開始した。その名の通り、アボカドコロッケを間に挟んだ商品であるという。
さっそく食べに行き、枝豆コーンフライとセットになった “いまとくセット” を注文。もちろん美味しかった……のだが、結果としてポテトの偉大さを感じることになった話をさせてほしい。
・今までにないハンバーガー
『とびきりアボカドコロッケ(税込590円)』は、バンズに国産肉を100%使用したハンバーグとアボカドペーストを使用したコロッケ、たっぷりの千切りキャベツを挟みオリジナル和風ソースとオーロラソースで仕上げた一品だ。
手に持つとずっしり重く、具材はバンズからあふれ出している。ガッツリ食べたい日にちょうど良さそうだ。
気になるのは商品の肝となる、アボカドコロッケの実態。商品説明の写真を見る限りでは結構な緑色だが、果たして実物はどうだろうか。
写真のソレは大げさにわかり易く色を付けているのだろうと思っていたが、かじりついてみると実物も真緑である。写真はイメージです、のパターンではなかった。
そして味はなんというか……結構青々としていた。まった~りとしたものを勝手に想像していたが、割としっかり野菜っぽい。
野菜っぽいからこそ、和風ソースとの相性も良い。また衣の効果でお腹にも溜まり、食べ応えも十分だ。なるほどこれは、今までにない新しいハンバーガーだな!
・枝豆コーンフライがまた新しい
アボカドの新しい一面、そしてアボカドコロッケという存在に驚きながらも、あっという間に完食。すでに満腹であるが、上記したように今回は “いまとくセット(税込920円)” を頼んでいたので、まだサイドメニューが残っている。
ちなみに、このセットは最大で250円得するようになっているようだ。付いて来る枝豆コーンフライも、50%増量しているらしい。サービス精神あふれるセットであると言えるだろう。
ありがたい気持ちでいっぱいになりながら、枝豆コーンフライをいただく。塩だけで味付けした枝豆とコーンを、上新粉(米粉)とパン粉の衣で包んで揚げたものだ。
記者は初めて食べたのだが、なるほどこちらも新しい。枝豆とコーンの、本来の味が濃く出ていて、これまた青々しく野菜を食べてる感がスゴイ。
バーガーだけでも満足感があったが、さらにお腹が膨れ上がってしまった。
さて。そうこうして食べ終えた後、気が付いたことがひとつだけある。それは、バーガーを食べる際におけるポテトの偉大さだ。
記者はいつも、モスのハンバーガーセットではサイドメニューでフライドポテトを選択する。のだが、今回のアボカド・枝豆・コーン攻めを受け、なんてことないように見えるその組み合わせが最適解であったことを痛感することになってしまった。
もちろんアボカドも枝豆も、コーンもいずれも美味しいし、みんな違ってみんな良いと思う。つまり簡単に言えば、食べ合わせの問題であると言えるだろう。
ハンバーグなどの濃い目の味に合わせるのであれば、ジャガイモやサッパリとしたイモのフライがちょうどよい……ように感じてしまったのだ。
『とびきりアボカドコロッケ』は単品もしくは、ポテトセットが吉かもしれない。なんにせよ、こちらのバーガーに衝撃を受けたことは事実。みなさんも是非一度、お試しあれ。新食感だぞ!!