35周年のニフティ、初の技術イベント「NIFTY Tech Day 2022」を11月22日オンライン開催 

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 ニフティ株式会社は、同社初の技術イベント「NIFTY Tech Day 2022」を11月22日にオンラインで開催する。参加費は無料で、公式サイトにて登録を受け付けている。事前に登録を行い、イベント終了後12月6日までにアンケートに回答すると、抽選で100人にニフティポイント3000ポイントが進呈される。

 「今年4月にサービス開始35周年を迎えたインターネットサービス『@nifty』は、常に技術者やIT技術と共にあった。当社では、好奇心と挑戦し続けることを創業時から変わらず大切にしている」とし、テックカンパニーとしての同社の信念や姿勢を発信するために、同社初となる技術イベントを開催するという。ニフティのエンジニア社員らが、これまでに得た自身の知見や同社での取り組みを発表することで「ニフティのいまと未来をお伝えする」としている。

 オープニングセッションでは、前島一就氏(ニフティ取締役 兼 専務執行役員 兼 CIO)、続いて「最近のインターネット動向と未来のネットワークについて」と題して森信拓氏(NTTコミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部クラウド&ネットワークサービス部 第1サービス部門長)が登壇する。

 「スクラム開発」についてのセッションも実施。スクラム開発について気になっている人や始めたばかりの人を対象にしたセッション「スクラムのハードルの越え方~リリース数を1.5倍にするまで~」、複数のプロダクトの開発を同時に進める「複数プロダクトを抱えて行うスクラム開発のこれまでとこれから」が予定されている。

 さらに「なぜニフティはLeSSを選んだのか。@nifty MAX光における大規模スクラム開発体験談」では、入会システムチーム、ISPチーム、課金システムチームから6人の開発者が「LeSS」(大規模スクラム、複数チームで実施するスクラム開発)の体験談を語る。

 @niftyにて提供されているセキュリティ/迷惑メール対策に関するセッションもある。「クリーンアーキテクチャはこの3年間で私たちのチームに何をもたらしたのか」では、「常時安全セキュリティ24」や「@nifty セキュア・プライバシー」などのセキュリティ対策サービスの設計や開発におけるクリーンアーキテクチャの実例を紹介。「安心・安全な@niftyメールサービスの裏側」では、@niftyのメールサービスにおける分散オブジェクトストレージなどの大規模システムの運用と、迷惑メール対策などの取り組みについて触れる。

 「若手エンジニアによるリモートワーク支援ツールの開発」では、若手のエンジニアが発想したリモートワーク下での困りごとを解決するサービスを紹介する。リモートワーク下では、出社している従業員にとって電話対応は負担だ。そこで、Amazon Web ServicesとGoogle Cloud Platformを用いた自動電話音声応答システム「AWS/GCPとSlackを駆使したオフィスの固定電話廃止への取り組み」の開発の背景やこだわった点を語る。

 「オンライン会議を盛り上げる!音声リアクションツール『もじこえ』の開発」は、オンライン会議における悩みを解決するツールのセッション。オンライン会議において、話題が盛り上がっているとコメントを拾い忘れることがありがちだが、それを補うツールだ。

 このほか、「セシール事業におけるモノリシックアーキテクチャとの向き合い方」「CI/CDを導入して変わったモバイルアプリ開発体制」「深層自然言語処理によるニュース記事要約の手法と実装」も予定されている。

「NIFTY Tech Day 2022」の予定

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