得 or 損 !?1年間毎日1時間ウォーキングしてみた

デイリーポータルZ

実はこの1年間、歩き続けていた。つまりはウォーキングってやつなのだが、平日は夜に約1時間、休日は昼に約3時間、な感じでほぼ毎日歩きまくっていた。

噂にはよく聞くウォーキングだが、やってみると実際どんなものなのか、全員気になると思うので今回は!

1年間やってみた実体験に基づいて、はたしてウォーキングをすると「得するのか」それとも「損するのか」、そのリアルを公開してしまいたいと思うッ!

この1年間を振り返ってみると、ほぼ「歩いていた」。

ちなみに、そのきっかけは、記事のために尿酸値を減らすことになりそれにはウォーキングがいいらしいので始めた、という義務的なものであった。そのため、

昨年の11月頃から、

平日は夜に、約1時間、

主にとあるコンビニを一つの目的地として、毎日歩き続けていた。そして休日には、

もっと長く

昼に約3時間、

主に遠方のとあるジャスコ(イオン)を目的地として歩き続けていた。わけだが、その尿酸値減少愚行が終わってからも、我が保守的な性格がたたって、

なんだかやめられなくなっちゃったのであった。まぁ健康にはよさそうだし、ウォーキングいい噂も多いのでやってもいいかと思うが、

ただ。強烈な光には、同時に、その影も、つきものであろう。

そこで今回は、その両面を実体験したからこそ明らかになったウォーキングの真実を(主観的に)公開していくでぇッ!

 まずはウォーキングをして「得」したプラス面から公開や!

健康診断の結果、

体重が約3kg減っていた。ただ、別にKPI(評価指標)にはしてなかったので、とくに感慨はなかった。

健康診断の結果、

腹囲も約3cm減っていた。これも別にKPIにはしてなかったので、とくに感慨はなかった。

歩くのは、一年中ほぼ同じコース。普通は飽きるだろうけど、極度の保守的性格ゆえ、あまり気にならない。そんな定点的ビジョンだからこそ、変わりゆく季節を露骨に味わえるのであった。

例えば冬場、ときに犬と歩く時もあったが、

冬になるとなぜかテンションが上がる犬との温度差はあった。また春先には

桜も咲き誇っていたが、犬的に

桜はいまいちヒキがないようであった。また、実家の近くには田園風景が広がっているが、歩き続けていると

田んぼに植えられた苗が

 青々すくすくと育ち、

稲穂へと進化するさまを見届けられた。何の感想もないけど。そして、街なかの景色も変わりゆくもので、

歩いていると

進撃のケインが立ち塞がっていたが、やや時が経ち、

同じ場所を通った際には、

いつしか空き家に。地ならしに旅立ったのか、ケイン、フォーエバーである。一方、休日の歩きの目的地としていた、遠方の

ジャスコにおいては、例えば正月には、スターが来訪して、

あの兄妹や、

あのパンと出会える僥倖が。そして夏には、

七夕にて、

ヒトの欲に接するなど、ジャスコで四季を感じられるのであった。

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町のあらゆる所を歩き回っていると、

町の各所に設置されている

掲示板に出くわすことになり、町の最新情報をGETできるのであった。例えば、

清掃のお知らせ。月が変わっても 

ほぼ流用しているようだが、どの月でもそのままな

誤字が気になった。「三蜜」は甘すぎる。つい校正をしてしまうのは、編集者の職業病だと言えよう。そして、その一方、

悲報も。コロナが憎かった。と、情報とは本来足で稼ぐものであり、原初的すぎるが、まさに情報メディアの原点と言えよう。

歩くたびに目にする街路樹にて、たまに

なんか警告が付けられており、一体何かと思ったらこれ

伐採する理由、を教えてくれてたのであった。

木の

最新情報。ニーズはさておき、その透明性は評価できよう。また、梅雨時には、歩道でよく紫陽花を目にしたが、

くれる方も。いらないけど人の温かみに触れた。また、歩き疲れてふと視線を下げると、

そこには、アスファルトに咲く

花が。明日は来る、と思えた。

この日々のウォーキングのとある様子をツイートしたことがあった。

 

内容はなかなか悲惨だが、すると

何かリプがあり、一体何かと見てみたら…なんと、

ドコモの公式がリプしてくれていた。AI営業っぽいが、いずれにせよその節はありがとう。善処します。

そして時はコロナ禍だったが、ついに人類待望の

ラジオ体操が再開! どんな困難からも立ち上がって、日常を取り戻していく人類の強さを目にできたのであった。これもウォーキングをやっていたからこそ、であろう。やろうぜ、ラジオ体操!

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続いては「損」したマイナス面を明らかにしていこう! 

日中は会社のテレワークをしてるわけだが、ウォーキングをするために、そこそこ早めに切り上げねばならない。

おかげで会社の仕事も詰まっていくのであった。すべてはウォーキングのせいである。

そして夜はプロ仕事がある僕。本当は会社テレワークが終わったら、すぐにでも取り掛かりたいのだが、

ウォーキングが終わるまで作業ができず、おかげでプロ仕事の時間もなくなっていくのであった。すべてはウォーキングのせいである。

平日のウォーキングは19時台ごろに行っているわけだが、その間は屋外にいるため、当然

テレビを見ることができない。テレビっ子としては大打撃。その間のゴールデン番組を見られないわけである。すべてはウォーキングのせいである。

…ただ、19時台での超キラーコンテンツ「有吉の壁」のある水曜日は、さすがに20時からにする等のフレキシブルな一面もあるのだ。

ウォーキングって、歩きゆえ、高速では移動せず、ゆるやかに屋外に居ることに。そのため、外気温の影響をもろうけることになり、寒い冬は、

ただ寒いのであった。

そして、暑い夏は、

ただ暑いのであった(実家ならではの謎のシドニーオリンピック公式シャツはさておき。)ウォーキング、融通が利かずマジ迷惑である。

夜、ふらっと誰かがいた場合。ジョギングだと、ハタから見ても走ってるゆえ「何かをやっている」ことが如実で、すんなり受け入れられやすい。ただ、ウォーキングだと、

ただ居ることになるため、そこに居る動機が伝わりにくく、不審者仕様がだいぶ高まるのであった。その点は、町の人に謝っておきたい。

ウォーキングとかジョギングとか、単純な運動行動をしている際に、いいアイデアが降りてくる、という話をクリエイターやアーティストが語っているのを聞いたことがあり、

 それをずっと期待していた。が、僕の場合、

とりたてて何も降りてくることはなかった。仕事パフォーマンスとしては完全なる無な時間。マジ損失だと言えよう。

以上、1年間ウォーキングにおいての光と影を洗い出したわけだが、僕的な結論としては! 確かに健康にはなるかもだけど、兼業の身としては、その代償としての労働機会の損失があまりに打撃だったため

となったので、みなさんも各自判断していただけたらと思います。よろしくお願い致します。ではまた。

 

はい、以上いかがでしたでしょうか今週の「ヒザが痛い」。これからも歩き続けていきましょう。

逆に歩く犬。

 

 

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