世界一敷居の低いゴルフ場で「サーロインステーキ」を食べてきた / なんとランチだけの利用もOK! 那須小川ゴルフクラブ

ロケットニュース24

ゴルフの楽しみは昼食タイムとお風呂……と言っている私は、まだまだ未熟者なのだろう。たとえスコアが悪かったとしても、おいしいランチと気持ち良いお風呂ですべてチャラになってしまう。なんならゴルフ場にランチだけ食べに行きたいくらいだ。

……先日、そんな願いが叶うゴルフ場を見つけてしまった。栃木県の「那須小川ゴルフクラブ」である。ドライブ中にたまたま「世界一、敷居の低いゴルフ場」なる看板を発見。どうやらランチだけでもOKっぽい。実際どんな感じなのか突撃してみることにした。

・那須小川ゴルフクラブ

ゴルフというとドレスコード(服装規定)やマナーが厳しいイメージがあるため、敷居が高いと感じる方が多いと思う。聞くところによると、ゴルフはもともと上流階級の遊びだったうえに自己申告制であることから「紳士のスポーツ」と言われているそうだ。

たしかに「ゴルフ場って入りづらい」と看板に書いてあるとおり、気軽に立ち寄れる場所ではない。いくら “世界一敷居が低い” と言われても「入りやすい」とはならないのが正直なところだ。しかもプロゴルフ・トーナメントも開催されているゴルフ場らしいじゃないか。


しかし引き返すわけにもいかないので、少し勇気を出してクラブハウス(受付やロッカー等がある中心的な施設)へ向かった。


勢いそのまま、フロントの方に「ランチを食べに来ました」と伝えてみたところ……

「ありがとうございます。レストランは3階です。12時30分まで利用可能です」とのこと。ちなみにお風呂は入れないらしい。当たり前だ。変なこと聞いてすみませんでした。


・レストランへ

さっそく3階へ。大きな窓からコースが見渡せる広々としたレストランである。すでにコース前半を終えた数組が昼食をとっていた。なんとなく「1人でランチだけ」が恥ずかしかったので端っこのテーブル席へ。


メニューは「基本1680円」とのこと。どういうことかと言うと、天重や牛バラ焼き、パスタ等は基本料金のまま。メニューに「プラス〇〇円」と書いてあったら、1680円プラス料金で注文可能だ。鰻重ならプラス1680円、サーロインステーキならプラス1280円って感じ。


せっかくなので、那須小川名物だという「サーロインステーキ」をお願いした。国産牛200グラムらしい。ちなみに、ご飯・カレー・サラダ・蕎麦・カレー等は食べ放題。ソフトドリンクも飲み放題で、アルコールだけ別料金になるという。


お惣菜コーナーとドリンクバーをチェックして、セルフご飯盛り付け機で「並盛り」をよそっている間に……


ステーキが焼けたようだ。

さすがゴルフ場のステーキ。見るからに焼き加減が良く、脂身が少ないからいくらでも食べられそうだ。まさに上流階級のランチって雰囲気。それでは、醤油ベースのステーキソースでいただきます。


……めちゃくちゃうまいっす。玉ねぎと酸味の効いたステーキソースが、お肉の旨味を引き出している。とても上品な味だ。


今日は食後にゴルフをする予定がないから無限に食べたい。食べ続けたいぞ。しかし……なぜだろう、やっぱりゴルフもしたくなるのだ。パワーチャージをしたし後半も頑張ろうという気分になる。ちなみにコースコンセプトは「ちょい難」らしい。いいじゃないか。


さて、お会計は自動精算機で。スコアホルダー型「食堂現金カード」のバーコードを読み込んで現金またはカードでの精算となる。うむ、美味しかった。ごちそうさまでした。

というわけで、世界一敷居が低いゴルフ場はランチだけの利用も可能だった。激ウマメニューが揃っているので、機会があればぜひ足を運んでみてほしい。とくにゴルフをしたことがない方は、ゴルフ場の雰囲気も味わえて楽しめると思うぞ。


参考リンク:那須小川ゴルフクラブ
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

Source

タイトルとURLをコピーしました