どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。最近海外へ行きまくっているP.K.サンジュンです。まだまだコロナを気にする人が多い中、今年に入ってシアトル・ソウル・台北を訪れていますので、これはなかなか多い方ではないでしょうか? 今月はシンガポールに行ってきます。
さて、今回はコロナのせいですっかり忘れ去られた連載企画『俺の最後メシ』の第4回をお届けするんですが、みなさんは空港で最後に何を召し上がりますか? 色々と候補はあると思いますが「ハヤシライス」ほど有能なメニューってそう無いと確信している次第です。
・3年ぶりに再会
飛行機に乗る前、最後に何を食べるべきなのか? 日本国内での最後の食事を各記者たちがオススメする企画、それが『俺の最後メシ』です。連載自体は2019年にスタートしているものの、コロナの影響で3年近く停止しておりました。まあ、仕方ないス。
で、この記事で私からは「ハヤシライス」をオススメさせてください。本来なら「この店の○○!」とピンポイントでご紹介した方が親切なんでしょうが、個人的には「ハヤシライスならどこで食べてもいい」と考えています。その理由について以下でご説明しますね。
ちなみに今回私がいただいたのは、関西国際空港にある「カレーハウス サンマルコ」のハヤシライス。ぶっちゃけ、サンマルコも関空も初めての利用でしたが、逆に「やはり最後メシのハヤシライスは最強……!」と確信を深めました。
最後メシのハヤシライスのどこが最強なのか? 理由は大きく3つあります。さあ、読めばきっとあなたも「確かに最後メシのハヤシライスは最強かも」とご納得いただけることでしょう。
・理由のその1:「早い & 早い」
人によって違うと思いますが、私はさほど空港に早く到着する方ではありません。ギリギリってわけでも無いんですが、出来れば食事はサッサと済ませたい人間です。そんなときハヤシライスは超優秀! 出てくるのも早ければ、食べるのも秒ですから。
最近ではフードコートが併設されてる空港も多いんですが、実はラーメンやうどんって意外と時間がかかるんですよ。人気ですし。その点、ハヤシライスはチャチャッと出てきますので、スピード感的にハヤシライスは最強ではないでしょうか?
・理由その2:「どこで食べてもウマい」
「最後メシは美味しいものを食べたい」と願うのはあたり前の感情です。万が一にもイマイチな最後メシだったら泣くに泣けませんよね? その点、ハヤシライスの安定感はもはや異常! どこで食べても一定のクオリティが約束されているのです。
どこで食べても、いつ食べても外さない「ハヤシライス」なら「他のにすればよかった……」なんてことはほぼほぼ無いハズ。もう1度言いますが、その絶対的な安定感は「もはや異常」と申し上げていいでしょう。
・理由その3:「絶妙な存在感」
「最後メシは和食を食べたい」という人も多いと思いますが、ハヤシライスって和とも洋とも言える絶妙なラインだと思いませんか? 基本的には洋食にカテゴライズされるとは思いますが、しみじみとウマい和の要素も含まれていると思うのです。
さらに言うと「カレー」「うどん」「ラーメン」「寿司」とかって、意外と海外にも店が多いんですよ。……が、ハヤシライスは見たことがありません。あらゆる意味で絶妙な存在感を放つハヤシライスは、まさに「最後メシ」にふさわしい存在なのです。
いかがでしょうか? 言われてみると「最後メシとしてのハヤシライス」って最強じゃありませんか? スピード感・安定感・そして絶妙なポジションを兼ね備えるハヤシライスは、こと最後メシとして輝く存在だと確信している次第です。
というわけで、久しぶりの連載企画「俺の最後メシ」の第4回をお届けしました。海外へ出かける方も多くなってくると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。あと、円安を本当にどうにかしてください。
参考リンク:関西国際空港「カレーハウス サンマルコ」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.