みんな元気セヨ! 私(すんぴょんす)が思う真の和食、「たまごかけごはん」。白米、卵、醤油というありきたりな材料のポテンシャルを最大限に生かすというところが、どの和食よりも日本っぽい料理だ。
今日、10月30日はたまごかけごはんの日ということで、韓国人である私が辿りついた「最強のたまごかけごはんレシピ」を紹介しようと思う。外国人のお前に日本の味覚がわかるのかって? まずは試してみてくれ。
・私のたまごかけごはん論
ネットには色々な たまごかけごはんのレシピがある。卵黄を醤油漬けにするとか、コーンビーフを入れるなど、どれも間違いなくうまいやつだ。
だが、これらのレシピは私のたまごかけごはん論からすれば たまごかけごはんのレシピではない。私が思うたまごかけごはんは、「最小限の努力で最大限の結果を出す」のが大事なんだ。
たまごかけごはんのために何かもう1つのメイン級の食材を加える、前仕込みをする。それはハッキリ言ってチートだ。当サイトのP.K.サンジュンが紹介したレシピみたいに、いつでも簡単に作れるのがたまごかけごはんのあるべき形だと私は思ってる。
余談が長くなってしまった、それではさっそく私のレシピを紹介していこう。
・レシピ紹介
まずは普通のたまごかけごはんを作る。
ここで登場するのが、私のレシピで必須となる調味料の1つ目、「魚粉」だ。
魚粉をご飯の上に満遍なく振る。ちょっとかけ過ぎかな? と思うほどかけてしまってもいい。
そして1回混ぜる。お気づきの方もいると思うが、ここまでは煮干し系ラーメン屋さんのたまごかけごはんでよくあるタイプのやつだ。
次に出てくるのがこちら。「七味ごま」。前までは普通の七味だったが、最近七味ごまに出会ってからは完全にこっちに乗り換えた。
その七味ごまを満遍なく振ると……
あっという間に完成だ。実はこの撮影、泥酔した状態で夜中1時の家族みんなが寝静まった実家で行われている。そんな劣悪な状態でも一瞬で作れるのがポイントだ。
さて、いざ実食!
・日本の味覚
普段ならうまあああああああああああ!!!!!!!!!!! とかやってたと思うが、この記事での私は真剣なのであえて控えさせていただく。
普通のたまごかけごはんももちろんうまいが、基本的にたまごのコクが中心となった優しい味なので、夜食べるには刺激が足りない時がある。そこに魚粉から魚介系の香りとうま味、そして七味ごまからは辛さや香り、ごまの食感を足すのだ。
その結果、たまごのコクを残しつつ、風味を足してより完成度を高められる。これが私の最強のたまごかけごはんだ。韓国人が紹介するレシピにしては全く韓国感がないと思うが、だからこそ試してみてほしい! 私が十数年の間に覚えた日本の味覚を! それでは今回も読んでくれてカムサハムニダ!
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.