お酒が飲めない下戸な僕だが、実はコーヒーも飲めない。つまりはコーヒー下戸。
昔、子供の頃は飲んでいたけど、なぜか飲む度にややお腹が痛くなるのであった。
それゆえ僕にとってコーヒーって、飲む度にダメージを受けるは、夜も眠れなくなるは、そのうえ苦いはで、飲むメリットゼロ!と悟って以降、大人になった今でも、実に全く飲んでいないのであった。
が、もういいかげん大人になったので今回は! いま人気のコーヒーをなんとか飲み比べて、コーヒー下戸なりの推しコーヒーを、明らかにしてみたいと思うッ!
※編集部より
このあとご説明もありますが、ヨシダさんとヨシダさんのお母さんは体質的にカフェイン摂取に問題はありません!どうかご心配なくです~。そしてカフェインが体質に合わないかたは真似しないでくれよな!
そんなコーヒー下戸な僕だが、実は以前。とある人気店の店先を通った際に、店員さんに突然コーヒーを勧められ(試飲?)勢いで口にしてしまったところ、
あら、飲めた! お腹も痛くならずに、コーヒー飲めたのであった! これはもしや、いつしか僕も大人になれており、もしやコーヒー飲めるようになっているのでは! ってことで、このたびは
以前の下戸なりのアルコール飲み比べのように、コーヒー飲み比べをしてみたいのであった! そこで早速、コーヒー売り場に赴き
いま人気と思われるものを買いあさろう!としたところ、
…。また区別がつかない。何これ。ぜんぶ味違うの? マジなの? 苦い味って、そんな差別化できるの?
僕の中ではコーヒーって、普通名詞な、もはや概念的なものと思っていたが、ここまで「個」な存在だったとは。コレが多様性ってやつか(たぶん違う)。
そうして集められた(たぶん)いま人気のコーヒーたち! コーヒー好きな方には垂涎の絵なのかもだが、知らん。では、これらを実際飲んでいくコーヒーカップだが、飲むのは少量なので、この
100均の計量カップにて。コーヒーカップっぽいし、いいだろう。これで10mlずつ爆飲や!! また一方、コーヒーにもツマミのようなものがあるかと思われ、それも予想で用意しておく。
ブルボン! コーヒーにはきっとこの手のものであろう。さすが実家、ブルボンいくらでもあるのであった。そして、今回の飲み比べバトルでも、
これらの尺度(5点満点)で評価していき、優劣を決めたいと思う。まっとうな「デリシャス度」以外は
いかに身体に無難か、に焦点を当ててるのは、さすがコーヒー下戸。
もはやよくわからんが、こうして飲み比べていき、
コーヒー下戸なりに最も推しのコーヒーを、明らかにしていこう! では最初の相手は、このコーヒーだ!!
あぁ、豆。もろコーヒーのヤツだこれ。さすが王道のコーヒー感で、コーヒー下戸的には出鼻をくじかれるが、なんとか頑張っていこう。
そして缶コーヒーゆえ、缶ゆえのプルタブをまた開けねばならない。慣れないため、あいかわらず指が痛い。
そしてこれをコーヒーカップ(厳密には計量カップ)に注ぐ。たくさん飲むのはやや怖いため、リスク回避で
10mlが限界にて。そして今回は、僕ほどではないにせよ同体質ゆえか、そこそこコーヒー下戸な
母親と飲み比べバトル(バトルなの?)を敢行していきたいと思う。では両者の前に、コーヒー、セットON! 飲み比べのスタートや! って、しきたりもよくわからないまま
一応かんぱ~い、とコーヒー下戸なりにカップを交わし、おそるおそるゴックンチョしてみたところ…
!!?
舌が! 普段の生活では味わわない何かに支配されるこの感覚、いわゆる苦味! そうや、コレがコーヒーや! なんとも、強烈な上司と再会したような感覚! と、なかなかに心身がざわついたが、
最初のこの逸品は、僕と母の採点は一体どうなったのか、その結果がこれだ!!
18点! すごいぜジョージア! って高いのか低いのかもわからないが、とりあえず、大人になったゆえかお腹も痛くなってないので、ではまだ飲み比べていこう!
続いてはFIREである。聞いたことある。トランプの「解雇」の方ではなく、直火で美味しそうな方である。コーヒーのどのプロセスで炎が要るのかはわからないが、とりま香ばしそうではある。
ではまた10ml注いだものを、コーヒー下戸なりに、おそるおそるゴックンチョしてみたところ…
!!
あら! さっきのよりは、なんともマイルドな人当たりにて。コーヒー下戸も受け入れてくれるような平穏さ。今度はいわば気の知れた同僚と再会したような感覚だったのであった!
ではそんな逸品についての、両者の採点結果は、こうだった!
15点! すごいぜFIRE!!
…そんな中、コーヒー下戸は、さっそく酔い始めてきたので(え?)ここでコーヒーのつまみをね、
ルマンド!をパックンチョ。おいしいねぇ。コーヒーに合うわねぇ。うふふ。と、見事にコーヒーライフを堪能したのであった!
そしてボスのである。この貫禄、コーヒー下戸でも知っている。でもよく見たら「SINCE1992」とある。年下か。でもさすがの渋みだと言えよう。
ではまた、おそるおそるゴックンチョしてみたところ…
!!?
!! コーヒー的なパンチが! なんとも圧迫感のあるインパクト、これはコーヒー好きにはたまらないであろう! もはや、社長と再会したような感覚に。さすがボス!!
ってことで、そんな逸品についての、採点結果は、こうだった!
16点! すごいぜボス!!
また豆。豆だらけ。コーヒー下戸としては、納豆に見えるが、きっとコーヒーのそれであろう。金でゴールデンな感じが高級感を醸し出している。(一方「金のつぶ」という納豆もあるのでまた揺らぐが。)
ではまた、コーヒー下戸なりに、ゴックンチョしてみたところ…
!!?
あら? なんか染みわたるように、しっくりくる。やや甘味があるゆえ? コーヒー下戸的には非常にとっつきやすい、優しさを感じる! ワンダだけにさすがのワンダフルさであった!
そんな逸品についての、両者の採点結果は、こうだった!
23点!! すごいぜワンダ!!
そしてまたコーヒーのつまみ、ということで
チョコリエをね。コーヒーに合うわねぇ。うふふ。
端的! わかりやすい端的なデザインだが、おそらくこれはジャスコのプライベートブランドのコーヒーなのであろう。厳密にはイオンだが、ジャスコだと思うと、コーヒーも親身に感じられる。
ではまた、コーヒー下戸なりに、ゴックンチョしてみたところ…
!!?
!! この口当たりのよさ、もはやティー!? コーヒーというか、その色味的にも、いつもの鶴瓶(麦茶)のようにごくごくイケそう。この安心感、コーヒー下戸には助かる!
そんな逸品についての、両者の採点結果は、こうだった!
13点! すごいぜジャスコ!
スタバ、キター!! と、スタバ、いつしか缶にもなっていた模様。あまりに行かないから、スタバの方から来てくれたのであった。お忙しいところわざわざごめん。この長髪スター女性に謝りたくなった。
ではまた、コーヒー下戸なりに、ゴックンチョしてみたところ…
!!?
味からしてなんかオシャレ! ヤング向けというか、Z世代向けというか、なんとも洗練されたコーヒー感にて! 千葉に居ながら都会なコーヒーを味わえてるようなのであった!
そんな逸品についての、両者の採点結果は、こうだった!
25点!! すごいぜスタバ!
ではまた、コーヒーのつまみということで
ホワロリ。おいしいねぇ。コーヒーに合うわねぇ。うふふ。
最後に現れたのがこの、MAX! 缶コーヒーのデザインとして普通は不安になる黄色&こげ茶グニャっぷりだが、実は当品、千葉県民のソウルドリンクゆえ、元・千葉県民としては大変落ち着くッ!
ではまた、コーヒー下戸なりに、ゴックンチョしてみたところ…
!!?
ンマー! この美味しさ、ていうか甘さ、さすが千葉ドリンクゆえにコーヒーを超越した存在感にて! 癒着な関係ゆえややズルいが、コーヒー下戸にとっては、まさにMAXだと言えよう!
そんな逸品についての、両者の採点結果は、こうだった!
28点!! すごいぜMAX!!
ってことで、ひととおり飲み比べてみた結果! そんな不可解な採点ポイント的には、
МAXコーヒーが、コーヒー下戸にとっての、推しコーヒーとなったのであった!! おめでとうМAX!!
…と、飲み終えたわけだが、
並べられた缶を見て、ふと気づいたことが。そういえば今回の人気のコーヒーたち、そもそも、どれもその表面にて、
「微糖」ッ! どれも見事に「微糖」って記されているのであった! いま店頭にあった物の大半がそうで、いま業界は甘さ控えめなのかしらね。でも、甘くて優勝したМAXにも、確か同様に「微糖」って…
あ、「練乳」。逆だったね。そりゃ甘いよね。うふふ。
そんな観点からは、甘味的に、というか糖分的に、フェアな条件ではなかった!ようで、
いずれまた、フェアな条件でバトルしたいと思います(が、たぶんどうせまたМAXが優勝なので、しないでいいかと思います。)
と、結局コーヒー酔いしてしまい、みっともなく周囲に絡んでしまいましたが、コーヒー下戸なりに、コーヒーを無難に堪能できてよかったのでした。みなさんも参考にぜひ。ではまた。