ひさしぶりにスーパー「西友」の乾麺コーナーをチェックしたところ、以前と比べ、だいぶ商品が入れ替わっていた。
その中でも特に目を引いたのは、売れ線商品『木曽路御岳そば』と『小諸七兵衛』に挟まれるように陳列されていた黒と金のニューウェーブ、『MADE IN JAPAN 国産そば本膳』である。
パッケージの裏を見ると、大きな文字で「本品は、国産原料だけで作りあげました。」と書いてある。最近、国産であることを売りにする商品、多いなぁ〜。トレンドなのかなぁ……なんて思ったりしつつ、
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
約4分ゆでて……
ハイ完成。
して、そのお味は──
悪くはない。悪くはないけど、「ど真ん中の家そば」かなぁと思う。美味しいのだけれど、「これ!」といった特徴がない感じ。しかし、よく言えばオールマイティーなので、冷はもちろん、温のそばでも、なんでも合うような感じだろう。
「家そば」か「外そば」かで言えば、先述の通り家である。でも、こういうのが食べたい時もある。なんとなく懐かしい気持ちになったりもした。
子供のころ。給食のない土曜日。「今日はおそばだよ」と、家で出てくるお蕎麦な感じとでも言おうか。
なお、けっこう食塩が強いのか、つゆなしでも食べられるほどの塩味を感じた。そして、それがけっこう美味かった。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24