すべての人に「最適」を。
パソコンの入力装置として使われれることが多いキーボードとマウス。でも、一般的に売られているものが必ずしも自分の体に合っているとは限りませんよね。
そこで、マイクロソフトが「誰にでも使いやすく」をコンセプトに開発したのが「Microsoft Adaptive Accessories(マイクロソフト適応型アクセサリ)」です。
左利きさんにも使いやすく
こちらの「Adaptive Mouse(適応型マウス)」(写真右)は単体だととってもミニマル。左右にクリックボタン、中央にスクロールボタンが配置され、四角いかたちをしています。
これに長さを拡張するパーツとサムレストを組み合わせることにより、自分の手にしっくりと馴染むオリジナルマウスが完成するんですね。サムレストは左右どちらにでも付けられるので、利き手を問いません。
マウスはUSB-Cを使って有線でつなげることも、Bluetoothを使ってワイヤレスで同時に3つの端末につなげることも可能です。Windows 10/11でも、MacOSでも使えます。iOS、Chrome、Androidにも対応しています。
入力装置はマウスだけじゃない
また、そもそもマウスを使うのが苦手なんだよな〜という方向けに、いろいろなかたちをした操作ボタンも用意されています。
たとえば十字キー、ジョイスティック、ドーム型に盛り上がったデュアルボタンなど。
それぞれのボタンに8つまで入力操作を登録できるので、いつものアプリを使っていても作業効率が上がりそうです。
パソコンにもスマホにもハブでつながる
そして、これらの操作ボタンをパソコンとつないだり、入力操作をカスタマイズしてくれるのが「Microsoft Adaptive Hub(マイクロソフト適応型ハブ)」です。
軽くて、スリムで、マウスと同様にBluetoothを使って同時に3つまでの端末につなげられます。
3Dプリンティング技術でさらに最適化
2022年10月25日からは、Shapewaysの3Dプリンティング技術を使ってさらに幅広い種類の操作ボタンを注文できるようになるそうです。
たとえばマイクロソフトのClassroom Pen 2や Business Penに3Dプリントされたグリップを被せて、カスタムタッチペンを作り出せたりも。
自分にとっての「使いやすい」は、必ずしもほかの人と同じかたちをしていないんですよね。だからこそ、テクノロジーの力でどんどん自分好みにカスタマイズしていけるMicrosoft Adaptive Accessoriesは、究極のインクルーシブデザインと言えるのかもしれません。
Reference: Microsoft
Images: Microsoft