ポルノ制限は「銀行のせい」–アダルト系SNS「OnlyFans」のCEOが恨み節

CNET Japan

 英国に拠点を置くSNS、「OnlyFans」の最高経営責任者(CEO)を務めるTim Stokely氏は、露骨に性的なコンテンツを禁止するという10月からのポリシー変更への批判に対し、変更は銀行の意向によるものだと説明した。

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提供:Robert Rodriguez/CNET

 現地時間8月24日のFinancial Times(FT)によるインタビューの中で、Stokely氏は「不公平な」扱いを受けたとしていくつかの銀行を名指しし、それらの銀行によって「クリエイターに報酬を支払うのが難しくなった」と発言した。

 Stokely氏は「ポリシーの変更について、われわれには選択肢がなかった。端的に言って銀行のせいだ」と今回のポリシーの変更についてFTに語った。FTは「銀行の状況が変わった場合、同氏は『全面的に』ポルノの復活に賛成だ」と同氏の発言を伝えている。

 OnlyFansは先週、性的に露骨なコンテンツを10月1日から禁止すると発表した。クリエイターがサイトの利用規約に従って投稿する場合、ヌードは新しい基準でも引き続き許可される。

 「OnlyFansプラットフォームの長期的な持続可能性を確保し、クリエイターとファンに包括的なコミュニティーを提供し続けるために、コンテンツガイドラインを進化させる必要がある」と同社の広報担当者は19日に米CNETに語った。

 OnlyFansは2016年設立で、世界中に1億3000万人以上のユーザーと200万人のクリエイターを有するとしている。しかし、アマチュアのアダルトコンテンツのメジャーな集積地としてのサイトの性格により、投資家を引き付けることが困難になっていることが最近の報道からうかがえる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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