「Google Pixel Watch」はGoogleエコシステムの最後のワンピースだった! #MadeByGoogle

GIZMODO

待ちに待った人も多いのでは?

今朝方のGoogle(グーグル)新製品発表会イベント「#MadeByGoogle」、ご覧になりました? そこで発表されたプロダクトのひとつが、「Google Pixel Watch」。Google初のスマートウォッチがとうとう出ました。さっそく触ってきましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

丸っこいデザインがかわいらしくて好き

デザインはかなり丸っこくなっています。IKEPODみたいで個人的に結構好きかも。

裏側もラウンドしている。

側面。ボタンと竜頭が1つずつ。

質感も悪くありません。めちゃくちゃ高級感があるというわけでもないんですが、ちゃんと腕時計っぽい佇まいをしています。

ラウンドしたフェイスなので画面が大きめに見えますが、意外とベゼル部分は広め。思っているよりは表示領域は狭い印象ですフェイスの直径は41mmです。

重量は36gということなんですが、持った感じはそんなに重たいなとは思いませんでした。腕に着けたらまた印象変わるかもしれませんけど。

祝FeliCa対応! でもオートチャージは不可!

一通り舐め回すように見たので、主要な機能面をチェック。まず一番気になっていたうれしいうれしいFeliCaへの対応ですが、現状はSuicaのみ対応。まあ、Suica使えれば大満足なんですけど、ひとつ問題が。

それは、オートチャージ不可! もう一度言います。オートチャージ不可!! Google Payがオートチャージに対応してないからということらしいんですが、非常に残念なので「ぜひオートチャージができるように!」とGoogleの人にお伝えしてきました。「検討しています!」と熱い返答があったので、ゆっくり待とうと思います。

あと、Suica定期券にも対応してないとのこと。このSuica関連は期待が大きかっただけに、がっかり感も大きかったかな…。ペイメント周りの悲しみはこの記事に凝縮されています。

Google製品との連携機能が豊富

Google製スマートウォッチですので、Google製品との連携機能が豊富です。たとえば、Pixelシリーズと連携すると、カメラのリモコンとして使うことができます。

ペアリングしたPixel WatchからPixel 7 Proのカメラを操作。シャッターだけではなくズーム機能などもPixel Watchから行なえる。

インカメラでもリモコンとして使える。セルフィーにいいかも。

また、Googleホームに対応。Googleアシスタント対応のスマートホーム製品を操作できます。音声による操作もできますし、Pixel Watchの画面を直接触って操作もできます。

完全ワイヤレスイヤホンの「Google Pixel Buds Pro」と接続すれば、音楽を聞くことも可能。Google Pixel Watchに音楽をダウンロードしておけば、スマホなしでも音楽が楽しめます。ランニングやフィットネスのときに便利です。

ベルトは20種類。付け替えが簡単

あまりじっくり触ることはできなかったんですが、文字盤のデザインは結構かっこいいものが多いように感じました。スマートウォッチって文字盤のデザイン重要ですよね。文字盤のデザイン、気に入ったのがないと買う気なくなりますもん。そういう面では、Google Pixel Watchは合格!

そして、ベルトは本体に1種類付属しますが、そのほか20種類がオプションで用意されています。いくつか揃えて気分によって付け替えたりすることも可能です。これだけ種類があると、気分上がっちゃいそうです。

ベルト脇にあるボタンをプッシュしながらベルトの根元を右にスライド。

するとスルッとベルトが外れます。

ベルトが外れた。着けるときは溝に合わせてベルトの根元を入れて左にスライドするだけ。

しかも、付け替えが結構簡単にできるようになっています。これなら毎日交換しても苦にならないかも!?

Googleエコシステム最後のワンピース

待望のGoogle謹製スマートウォッチ、Google Pixel Watch。ハードウェア的には満足できるレベルのものでした。デザインかわいいし、質感もチープではないし。

Suica対応もかなりテンション上がったんですが、オートチャージ不可というところにちょっとがっかり。まあこれは時間が経てば解決されるでしょう(ね、Googleさん)。

でも、今回Google Pixel Watchが発売された意味って、そういうところではない気がします。Google製のスマートウォッチが出たことで、Googleエコシステムが完成したということのほうが大きいのではないでしょうか。

Googleは、スマートフォンがあり、スマートホーム関連の製品があり、非常に大きなWebサービスがある企業。そこにスマートウォッチが加われば、日常生活におけるGoogleエコシステムの完成です。

スマートフォンはPixelを使っていて、自宅にはGoogleアシスタントに対応した照明やドアホン、Webカメラやスマートスピーカーを使っているという人は、ここにGoogle Pixel Watchを加えれば、Google無双です。

さあ、Googleエコシステムの最後のワンピース、ゲットしに行こうぜ!

Source: Google