秋といえば、Fitbitの新作発表の季節!
すでに発表されていた『Fitbit Sense 2』に触れる日を心待ちにしていた、Fitbit愛用歴5年の私。いよいよ新作発表会が開かれるとのことで、参加してきましたよ〜。
付け心地も機能もフラッグシップなFitbit Sense 2
なんと言っても一番の目玉は『Fitbit Sense 2』。Fitbitのフラッグシップモデルで、ストレス管理もできちゃう優れものです。
2年前にデビューした『Fitbit Sense』でも皮膚電気活動を通してストレスを管理できたのですが、それはユーザーが能動的に情報を「取りにいく」「記録しにいく」ものでした。だから、せっかくの機能を活用できずに忘れてしまうことが多々あったんですよね。
今度の『Fitbit Sense 2』では、cEDA(継続的皮膚電気活動)が、ツールを通じて心拍数と心拍数の変動、皮膚温などの指標を使い、ユーザーの体にストレスの潜在的な兆候が表れたときに察知して通知を送ってくれるんです。
ユーザーは、きっかけとなった潜在的な要因を振り返って「悲しい」とか「イライラ」とか「ワクワク」などの気分を入力。すると、どんなアクティビティが効果的かを教えてくれるのです。つまり、ユーザーはストレス管理に関して受動的でいられる部分が増えたということになります。
ちなみに、トラッキングに使うセンサーは、大きく分けて2ヶ所。背面と、デバイスディスプレイのガラスです。
見えにくいかもしれませんが、ディスプレイの淵に切り込みの入ったベゼルのようなものが確認できませんか? ここに9つのセンサーが入っています。金属を蒸気化する非常に高度な手法によって可能にしたそうですよ。
日本では未認可ですが、ECG(心電図)を管理するセンサーもここだそう。
常に身につけるものだから、付け心地もアップデートされました。上部写真の『Fitbit Charge 5』との比較では、ベルトもボディも厚みが減って薄くなっていると思いませんか?
今までのFitbitスマートウォッチとトラッカーはコロンとしたフォルム(古いモデルは角張っているのもあったけど)が主流でしたが、今回のラインナップはつけた瞬間から薄さに気づくほど。
薄くなって物理ボタンが復活しました。押しやすい位置に再設計されているらしいし、早く使ってみたいです。
ストレス管理ができる『Fitbit Sense 2』はペールカラーを含む3色。
ニュアンスカラーな2色はつけたらこんな感じです。
フィットネスに重きを置いた『Fitbit Versa 4』
フィットネスに重きを置いた『Fitbit Versa 4』は、パキッとしたカラーのラインナップが特徴。
どの色を選べば良いのかわからない、という方はフェイスのカラーだけ決めるというのでもよさそう。付け替えのベルトは色々と用意されています。
機能面でもうひとつお伝えしたいのは、Fitbit Sense 2も、Fitbit Versa 4も、Googleマップ対応になるということ(近日リリース)。手元でルートをガイドしてもらえるので、より快適にジョギングやウォーキングを楽しめそうですよね。
トラッカー初心者にピッタリなFitbit Inspire 3
あまり重要視していなかったけれど、実際に触ってみて「お! 」と思ったのが『Fitbit Inspire 3』でした。カラーディスプレイで見やすくなり、付け心地もよくなっていました。
色がポップだからか、「つけていて楽しい」とも感じました。ビタミンカラーって身につけると元気が出てきますよね。
今回は電子決済の拡充なし
そうそう、今回の発表で気になっていたのが、電子決済は拡充するのか否か、でした。今でもPayPay銀行やSony Bank、SuicaはFitbit Payに対応していますが、幅広く使えるようになれば便利だと思っていたんです。ただ、今のところその予定はないとのこと。まぁ、Suicaでも十分に便利ではあるんですけどね。
9月29日から購入可能
『Fitbit Inspire 3』は12,800円で本日発売。『Fitbit Versa 4』は27,800円で、『Fitbit Sense 2』は32,800円。すでに注文受付は開始しており、9月29日から主要販売店で購入できますよ。
どのデバイスも新規/リピーター向けに6ヶ月のPremiumメンバーシップ(月額640円)が含まれるので、お得だと思います。Premiumメンバーシップって自分の体に関する情報を解析して数値で教えてくれるから楽しいんですよ。
というわけで、いろいろ触って知れて、大満足な発表会でした。
ケータリング、めっちゃ美味しかったし。