沢村拓一、日本復帰なら「争奪戦」も リリーフ苦戦の古巣・巨人は獲得に乗り出すか

J-CASTニュース

   米大リーグ・レッドソックスを自由契約となった沢村拓一が2022年9月15日、今シーズンのプレーを終えることをインスタグラムで報告した。

   沢村はチームメイトやスタッフらへの感謝をつづった上で、「自らが自由契約になる事を希望してFAになってから、自分を支えてくれている方達と話し合いをして来ましたが、ここで僕自身の2022年シーズンを終える決断をした事をご報告します。獲得に動いてくれたチームもあった中でのこの決断はとてもタフなものでしたが、自分にとってベストな選択をしたと思っています」と報告した。


  • 沢村拓一(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)


  • シーズン終了を伝えた沢村の投稿(インスタグラム@hsawamura19)より

「メンタルも強くピンチに動じない」

   20年オフにロッテからFA権を行使してレッドソックスに移籍。昨季は5勝1敗10ホールド、防御率3.06でポストシーズン進出に貢献した。今季は49試合登板で1勝1敗3ホールド、防御率3.73。8月29日にメジャー枠の40人から外れて事実上の戦力外となり、3Aに降格していた。

   球界関係者は

「日本球界復帰を視野に入れているなら、獲得に乗り出す球団は複数出てくるでしょう。150キロを超える直球、スプリットを武器に三振奪取率が高い。メンタルも強くピンチに動じない。古巣の巨人が今年はリリーバーで苦労したので獲得に乗り出すか注目ですね」

と語る。

   沢村は巨人で先発、抑えとして活躍したが、制球難に苦しんだ20年のシーズン途中に香月一也とのトレードでロッテに移籍した経緯がある。新天地でセットアッパーとして見事に復活したが、来年身にまとうユニフォームはどこの球団になるだろうか。(中町顕吾)

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