ド近眼なわたしの悩みは、メガネとサングラスを併用できないことでした。
ギラつく太陽の下、なんとかメガネ+帽子、またはコンタクトレンズ+サングラスの組み合わせでしのぐしかなかったんです。
環境に応じて変化するメガネ
そんな時にギズ編集部から聞きつけた、JINSのメガネにオプションとして付けられる調光レンズのウワサ。なんでも紫外線量に応じて色が自動的に濃くなったり、薄くなったりして、適度に目を守ってくれる便利なメガネに仕上がるそうな。
でもお高いんでしょ?と思いきや、フレーム価格に5,500円プラスすれば、気に入ったフレームに調光レンズ機能を追加できるそうです。ふむ、普通にメガネ作るよりちょっとお高い程度ですね。
そこで、さっそくJINSのお店であれこれ悩んだあげく、CLASSIC 1980’s Metal(品番:UMF-22S-126)のフレームにキャメルブラウンの調光レンズをプラスして、新しいメガネを作りました。上の画像だとサングラスっぽい見た目ですけど、れっきとした度入りのメガネです。
おなじメガネでも、室内で見るとこんなに印象が違います。
使ってみてまず驚いたのが、レンズの変色の速さです。屋外に出た途端、紫外線に反応して瞬く間に色を変えていくので、まぶしいと感じる隙を一切与えません。
もうひとつ驚いたのは、これだけ速く色が変わっていくのにも関わらず、視界にはまったく違和感が生じないこと。いつの間にかレンズの色が濃くなってた……というかんじで、視界が暗くなっていく実感はほとんどありません。ほぼサングラスの濃さにまで変色していても、メガネを外してみるまで自分では気づかないほどです。もちろん、逆に色が薄くなる場合も然りです。
かけっぱなしでOK
屋外や日中はサングラスっぽいダークな色合いに、そして室内や日没後にはクリアに。ずっとかけっぱなしにしておくだけで、勝手にメガネからサングラスの間を行き来して、眩しさから目を守ってくれるんです。いちいちメガネからサングラスにかけ替える必要がないのは、ズボラなわたしにはうってつけでした。
さらに、常に紫外線を99%以上カットしてくれているそうですから、ダブルで目にやさしいってことですね。
問題があるとしたら
唯一問題点があるとしたら、それはオシャレすぎることでしょうか……。
クリアでもない、ダークでもない、中間色にある状態の調光レンズは、おっしゃれ〜なファッションカラーレンズとなんら見た目の違いがありません。
調光レンズの色合いをよ〜〜く吟味しておかないと、ちょっとスカした印象を持つメガネになってしまうかも…。わたしはキャメルブラウンを選んだのですが、濃いほうのブラウンにしておけばよかったかなと、淡い後悔の念を抱いております。
さりとて機能性を重視した買い物だったので、おおむね満足しています。メガネとして、サングラスとして、2倍楽しめちゃう調光レンズ。買ってよかったなと思います。
2022年9月12日 21:00 訂正:初出時、調光レンズの価格を両目で+11,000円と記載しておりましたが、+5,500円の誤りでした。謹んで訂正いたします。
Reference: JINS
Photos: 山田ちとら