洗いものが激減しました。 ウワサの「アイラップ」で

GIZMODO

ROOMIE 2022年11月10日掲載の記事より転載

InstagramやTwitterで話題のアイラップを知ってますか?

自分も最初は「ラップ」という名前から、ごはんやおかずにかけるラップのことかなぁと思ってスルーしていたのですが、ポリ袋のことだったんです。

しかも、食品の保存だけではなく、料理にも使えてしまうというではありませんか。これはキッチンでの強い味方になりそうな予感……。早速調べてみました!

入手困難が続いていた“万能ポリ袋”って何!?

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岩谷マテリアル「アイラップ」60枚入り247円(税込) 30枚入り189円(税込)

アイラップは岩谷マテリアルという会社から販売されている万能ポリ袋

丈夫で破れにくい高密度ポリエチレンでできており、耐熱温度120℃、耐冷温度−30℃なので冷凍・湯煎・電子レンジにも使用できるんです。また、加熱しても有害物質が出ないので安心して使用できます。

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見た目は普通のビニール袋。手触りはスベスベとしていて、ペタッと手にくっつくことはありません。

北陸の人たちの間では超メジャーなポリ袋だそうで、最近になって全国的なブームになっており、なかなか入手できない!という人もいる人気ぶり

昭和レトロなパッケージで懐かしさもあります。おばあちゃんちで見かけたことがあるようなないような。三角形で安定しており、一枚一枚取り出しやすいです。

昭和レトロ感が苦手な方には、専用のケースもあります。

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ポイッと入れて、レンジでチン。ラップより楽ちんだな〜

早速、実家からもらった採れたてのさつまいもをビニール袋に入れて、電子レンジで4分間加熱してみました!

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電子レンジ加熱の際には結んだりせず、耐熱皿の上に置いて加熱します。

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4分間チンしても、縮んでしまうこともなく、火を通すことができました。

なんて丈夫…!麺棒で叩いても破れないよ

さつまいもをつぶすため、麺棒でバシバシ叩いてみましたが、まったく破れる気配がありません

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砂糖、卵、牛乳を加えてモミモミし、アイラップの先を切って容器に入れて焼いたら簡単おやつができちゃいます。

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もみもみしても破れません。
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同じ手順でかぼちゃサラダやコロッケのタネ作りなんかにも応用できそう。手も汚れないし、洗い物も少ないしで家事ラクに最強アイテムです。

熱湯でも溶けないから、湯煎だってできちゃうよ

湯煎調理もできます。こちらは空気を抜いてねじったら上の方を結びます。鍋の底に当たると溶ける可能性があるため、下には耐熱皿を敷いてくださいね。

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アウトドアにも便利なアイテムになりそうですが、災害時にはこの湯煎調理で、ごはんを炊くこともできるそう。衛生手袋がわりにも使えるので、防災リュックに入れておいても良いですね。

もちろん、冷凍保存はお手のもの

ちなみに小さいサイズもあるのですが、こちらはちょっとした冷凍保存にぴったり

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小ねぎを切ったものやパセリをみじん切りにしたものを冷凍保存しておくのに良さそうなサイズ。

しかも冷凍してもパラパラの状態をキープできました。味噌汁やスープの仕上げにトッピングするのに便利〜。

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注意点としては油の多い食品を加熱すると溶ける可能性があるそうなので、チーズやオイルをたっぷりと使用した料理での使用は避けたほうがよさそうです。

なんて言ったって、洗い物が減るのが最強だよね…!

少し存在感のあるパッケージなので、小物類は引き出しや戸棚になるべく隠したい我が家にはネックでした。もうちょっとコンパクトな高さのものもあるといいなぁ。

でも、カット→保存→加熱まで一気に進められてしまう手軽さと洗い物がグッと減るので、一度やると抜け出せなくなる楽チンさ。色々な料理に活用できそうなので、これからも使用していきたい商品でした。

ただし、いろいろ使えるアイラップですが、「業務用アイラップ」というのもあり、こちらは加熱調理ができないそうなのでご注意を。

ドラッグストアやホームセンターで取り扱いがあるので探してみてくださいね。

※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Photo,Text: 渡辺 文芽

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