「アァーゥ……パッパァ…アァーゥ……マンマ…」
腹を押すと音がでるニワトリ型の人気ゴムおもちゃを使って「パパ」「ママ」と聞こえるように発音させるという動画が、ツイッターで22万件超の「いいね」を集めるほど注目されている。投稿者にやり方を聞いた。
「パパとママを言えるようになりました」
話題になっているのは、ツイッターユーザー・釣っとこ魚太郎(@rT72Ijsw49mQb9U)さんによる2022年9月3日の投稿だ。
投稿された動画には、「びっくりチキン」などの名前でネット上で親しまれている人形が登場する。細長い首と見開いた目や口を特徴とする黄色いニワトリで、腹を押すと鳴き声のような音を出すことから、楽器のように見立てて扱われることも少なくない。
魚太郎さんは人形の口を指で抑えて離す動きによって、冒頭のように「パパ」「ママ」との言葉が発せられる実際の様子を披露し、「パパとママを言えるようになりました」と伝えた。
動画は459万再生を超え、6万1000件以上のリツイートや22万件超の「いいね」を集めており、「凄い!!はっきり聞こえる」「お腹痛くなるほど笑いました」「力抜けるwww」といった声が寄せられている。
自ら考えたというやり方について魚太郎さんは6日、腹を押された人形が元に戻ろうとする際に生じる、外気を吸い込む音を利用しているとJ-CASTニュースの取材に明かす。具体的には、次のように調整すると説明した。
「『パパ』の場合は親指の腹で口をしっかり抑えパッパッと勢いよく指を離すとできます。『ママ』の場合は指先の方の腹で口を抑えパパの時よりゆっくり指を離すと音がでます」
試みた動機は特になく「なんとなく遊んでいたらパパができました」。続けて数分ほど挑戦していると「ママ」も出来るようになったという。
大きな反響を受けては、「おもしろかったので他の人にも見てほしいと思って投稿しただけなので、このようにバズるとは思っておらずびっくりしております」と驚きを示した。