やたらゴージャス感あふれるパッケージが特徴の『信州産そば湯まで美味しい蕎麦 黒プレミアム』。これは過去に食べた『そば湯まで美味しい蕎麦 黒』の豪華版であることはパッケージの色からわかる。まるでビールのような金色。さらに “プレミアム”。プレモルかよ! ……。
──と、あまり上手にツッコめなかったので、早々にパケチェックへとまいろうと思う。なお、メーカーは「はくばく X 霧しな」の最強タッグなり。
特筆すべきは、かなりマニアックなのだが、とりわけパケ裏に書かれている一食あたりのカロリーが低いということが挙げられる。
1食あたり250kcalは、当連載始まって以来第2位の低カロリー(※1位はダイソーに売ってた『こだわりの麺々 蕎麦』)。もちろんメーカーが定めた1食あたりのグラム数によるのは承知のうえだが、パケ裏のカロリー数を見て購入か否かを決断する人なら「低っ!」と驚くことだろう。
意外と高い蕎麦のカロリー。そういえば低カロリーを売りにした蕎麦を見かけることはあまりない。そっち方面で攻めるのもアリかな……なんて思ったりもした。ウンチクはそのくらいにして──
デカい鍋に規定通りのお湯を沸かし……
3〜4分ゆでたら……
ハイ完成。
して、そのお味は──
ウン。これは「外」ですね。こういうボソボソとした、そば粉の感触さえ感じるような蕎麦が出てくるお店あるあるある。よって「家そば」か「外そば」かでい言えば瞬時に外ジャッジを下したい。食感もよし。ウン。
ただちょっと期待値が高すぎたというのはある。合格点、点数で言うなら80点は超えているのに、「とんでもなくすごいのでは?」なんて期待していた自分がいた。それはおそらく “プレミアム” と “金色” のせいだ。
野球で言うなら三塁打。十分にうまい。今回は「冷」で食べたが、「温」でも十二分に楽しめる蕎麦だと思う。そりゃもう、“プレミアムなえび天” を乗せた「プレミアムな天そば」なんて最高なのでは。これはおそらく、具材がゴージャスであればゴージャスであるほど映える蕎麦だ。カロリーが低いので “ゴージャスなカロリー” が相殺できるところも強みかな。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24