石神深一騎手が史上初のJRA障害競走全10レース完全制覇を達成

GIGAZINE
2022年08月27日 18時15分
メモ



2022年8月27日(土)に小倉競馬場で開催された「小倉サマージャンプ」(JGⅢ)で、1番人気のアサクサゲンキが勝利しました。鞍上の石神深一騎手は、この勝利によって史上初となる「JRA障害競走重賞レース全10レースの完全制覇」を達成しました。

第24回小倉サマージャンプ レース結果 JRA
https://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde0110202204050820220827/C1

石神騎手は2001年デビュー。障害競走には2007年から騎乗しており、2013年8月に新潟ジャンプステークス(JGⅢ・新潟競馬場)で障害重賞初勝利を飾りました、。

2015年6月からはオジュウチョウサンに騎乗。2016年に中山グランドジャンプ(JGⅠ・中山競馬場)、東京ジャンプステークス(JGⅢ・東京競馬場)、東京ハイジャンプ(JGⅡ・東京競馬場)、中山大障害(JGⅠ・中山競馬場)と重賞を4連勝し、JRA賞最多勝利障害騎手を獲得。

オジュウチョウサンとのコンビは2017年も絶好調で、阪神スプリングジャンプ(JGⅡ・阪神競馬場)、中山グランドジャンプ、東京ハイジャンプ、中山大障害と4連勝で2年連続のJRA賞最多勝利障害騎手に輝きました。

また、2016年11月にドリームセーリングに騎乗して京都ジャンプステークス(JGⅢ・京都競馬場)、2021年9月にトゥルボーに騎乗して阪神ジャンプステークス(JGⅢ・中京競馬場振り替え開催)、2022年5月にタガノエスプレッソ騎乗で京都ハイジャンプ(JGⅡ・中京競馬場振り替え開催)にそれぞれ勝利。JRAの障害重賞レースが開催される全6場、および障害重賞レース全10レースの制覇にリーチが掛かっていました。

障害重賞レース全6場制覇は高田潤騎手、森一馬騎手に続く史上3人目。石神騎手は振り替え開催のあった中京競馬場でも重賞を制覇しているため全7場制覇ですが、中京競馬場では通常障害重賞を開催していないためカウントされないとのこと。

重賞レース全10レース制覇は前人未到の記録です。

石神騎手のコメントは以下の通り。

飛越の上手な馬だということは分かっていたので、仕掛けどころを間違えないようにと考えていました。最後の直線はほとんど手応えがなかったのですが、馬が最後の力を振り絞って、差し切ってくれました。熊沢さんが乗っているときから、この馬は小倉のような難しい競馬場のほうが合っているのではないかと思っていたので、その通りでした。
ずっと小倉の成績が悪くて、小倉で重賞を勝つことを一つの目標としていたので、全場制覇も嬉しいですし、小倉で重賞を勝てたことが何よりも嬉しいです。障害100勝を達成したり、全場制覇を達成したりと、小倉はアサクサゲンキと同じで水が合うのではと思います。
ローカル開催も来週で終わり、9月から本場開催が始まります。大きいレースも始まっていきますし、9月の頭にはオジュウチョウサンも復帰する予定です。障害レースをこれからもたくさんの方に応援していただけると、障害ジョッキーはみんな嬉しいので、これからも応援よろしくお願いします。

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2022年08月27日 18時15分00秒 in メモ, Posted by logc_nt

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