本気でFPSゲームに取り組むために、ゲーム用左手デバイスRazer「Tartarus Pro」を買った

PC Watch

 先日、Razerのゲーム用左手デバイス「Tartarus Pro」を購入した。FPSゲーム、具体的にはオーバーウォッチをより快適にプレイするためだ。オーバーウォッチはもう結構古いゲームだが、1年くらい前から始めて、今一番はまっている。あと1カ月ちょっとで2が出るので、それを見据えて、最近はランクマッチに取り組むようになった。その結果、「もっと強くなりてぇ!」ということで、Tartarus Proを買うに至った。

 Tartarus Proを買うまでは普通にキーボードとマウスで操作した。使っていたのは、同じRazerのキーボード「BlackWidow V3」とマウス「Viper 8KHZ」。この2つもいい製品だが、キーボードの方はテンキー付きなので、横幅が結構がある。筆者は、PCデスクにキーボード用スライダーを取り付け、そこにキーボードとマウスを載せているが、このスライダーの幅が70cmほどで、キーボードが45cmほどあるので、マウスを動かせる範囲が左右20cmほどになってしまう。

 オーバーウォッチでは、いきなり背後から敵に撃たれて、すぐ真後ろを向いて対応しないと行けない場面がちょくちょくある。こういうときに、左右20cmだと瞬時に180度振り向くのにスペースが足りない。もちろん、マウスの感度を上げれば、同じ可動域でより大きく動けるが、今度は精密な射撃がしにくくなる。つまり、マウス感度はある程度抑えめにしておきつつも、いざとなったらマウスを大きく動かせるスペースがほしかった。

 そこでまず考えたのが、キーボードをテンキーレスのものにすること。これで、マウスの可動域が5cmくらい広がる。ただ、キーボードは仕事で使う方が多く、Excelの数字入力なんかもあるのでテンキーはできれば残しておきたかった。そこで、キーボードはそのままで、前から少し気になっていた左手デバイスを買うことにした。

 この製品は、キーボードの左側3分の1くらいを切り出したようなデバイス。この手のデバイスは数は少ないが、いくつかほかのメーカーからも数千円くらいからで出ている。それに対してTartarus Proは1万7,000円ほどする。元々Razerのキーボードやマウス製品はゲーマー向けにいろいろな工夫が盛りこまれ、品質も高いため、一般的なものより価格が高めだ。では、Tartarus Proに1万7,000円の価値があるのか? 筆者はその価値はあると思っている。製品の機能や使い勝手について動画にまとめたので、ご覧いただきたい。

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