宮城県・南三陸町のスポーツ施設「スポーツ交流村(ベイサイドアリーナ)」前に掲示された看板がSNS上で話題になっている。施設の英語名に誤字があり、スポーツ交流村ではなく「配偶者交換村」という意味になってしまっているという。
J-CASTニュースの取材に対し、南三陸町役場の総務課は2022年8月24日、23日午後に看板を修正をしたと明かした。
スポーツ交流を誤って配偶者交換と翻訳
スポーツ交流村は、南三陸町の指定緊急避難場所、指定避難場所に指定されている。津波や土石流、がけ崩れ・地滑りが発生した場合に、避難所となることを示す看板が施設の入り口前に掲示されている。
ツイッターでは22日、この看板の誤字について英語で言及された。投稿者は「ここで気まずい出会いがあったのでは?」とコメントし、看板について次のように説明する。
「Japanese sign that mistakenly translated sports exchange as spouse exchange.(スポーツ交流を誤って配偶者交換と翻訳した日本語看板)」
スポーツ「Sports」を誤って配偶者を表す単語「Spouse」と記しているという。「exchange」は交換という意味も持つことから、ツイッターでは「配偶者交換村」と翻訳され話題になった。日本語ユーザーからも「笑った」「どうしてこうなった」と言った声が寄せられている。
南三陸町の総務課によれば、看板を掲示したのは2019年度。SNSでの指摘が役場に寄せられ、誤字に気づいたという。看板業者とやり取りを行う中でサンプルも確認したが、その時点で気づけなかったそうだ。
「認識不足とはいえ誤った訳を表記してしまった事を申し訳なく思います。ヒューマンエラーで発生したことですので、今後は同じことが無いよう取り組みたいと思います」
看板は既に修正済み。「Spouse」の上に正確なつづり「Sports」を記したテープが張り付けられている。