蓮舫議員VS金子恵美・元議員の論争勃発!

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個人ボランティアはどこまで管理できるのか問題

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

旧統一教会との関係を巡り、蓮舫議員と金子恵美・元衆議院議員が論争を繰り広げておりました。

きっかけは、当時の金子議員の選挙陣営に統一教会の関係者がボランティアで参加していたこと。これに対して蓮舫議員は舌鋒するどく突っ込んでいき。

この蓮舫議員の「ボランティアの管理くらいできないのか(意訳)」という挑戦状に対して、金子恵美元衆議院議員は自身のブログにて強烈なカウンターを放っています。

金子恵美氏、反論の蓮舫氏に再反論「ノウハウご教示頂きたい」のチクリ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f7dc0d601e89810b0cbb35524da02adf08a475

>選挙の実態をご存知の方であれば、ご厚意でボランティアスタッフの役を買って出てくださっている方々のお一人お一人に対して詳細な身元確認をするのは極めて難しいものだということはご存知でしょう。それをご自身は管理されているということなのですから、大変素晴らしいことだと思います。

>立憲民主党は労働組合から熱烈な支援を受けていらっしゃるのは周知のとおりですが、彼らがスタッフとして職務中に派遣されているのは選挙違反にあたるのですが、お一人お一人が有給休暇を取得してきているか、欠勤をして手伝いにきているのか、その申請を全て確認しているのでしょう。証明書か何かを出されて確認しているのでしょうか。頭が下がります。
(金子恵美オフィシャルブログより抜粋、強調筆者)

そうなんですよね。民主党系の選挙には労働組合の職員さんが平日昼夜問わず動員されていることは周知の事実ですが、勤務期間中に仕事として選挙運動に従事することは公職選挙法に抵触します

それをすべて確認しているとすれば、とてつもない管理能力であり、頭が下がる思いです。誓約書でも書いてもらっているんでしょうか…?

私は金子恵美さんに近い考え方をしていて、多方面から集まってくれるボランティアスタッフの政治信条や信仰まで把握することはとてもじゃないけど不可能だと思います。

何百人と出入りする選挙陣営では、誰かの紹介で初対面の人が入れ代わり立ち代わりに参加することもあり、ネットを見て飛び込みで「チラシ配ります!」と来てくださる方もいます。

特に我々のように組織を持たない、いわゆる「空中戦」が主体の選挙を展開する候補者・政党の場合、こういう飛び込みボランティアをいかに戦力にしていくかが重要になります。

できるのは氏名や連絡先を記録しておくくらいで、それ以上の管理はそれこそ「○○組合から今日は何名」というガッチガチの組織選挙を展開できる陣営以外、なかなか難しいのが実情ではないでしょうか。

とはいえ、旧統一教会などの特定組織に対して「今日は10名、ボランティアをお願いします!」と依頼しているなら話は別です。

前述の話はあくまで、飛び込みできたボランティアに特定宗教の信仰者・関係者がいても、そういう個人個人まで把握・制限することは現実的に難しいというお話にすぎません。

また個人ボランティア管理が難しいのは事実ですが、我々(維新・東京選挙区)の陣営は今回、ボランティアにジャーナリストが潜り込んで記事にされてしまったということもありますので、対応の強化については検討していきたいと思っています。

ので、おそらく数百人にのぼるスタッフの管理を厳格にやっている蓮舫議員のような方がいらっしゃったら、私もぜひそのノウハウを学びたいなと考えておりますで、何とぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

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動画でもコメントしました。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年8月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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