Corel傘下のParallelsは9日(米国時間)、macOS Ventura向けの最適化などを図った仮想化ソフトウェアの最新版「Parallels Desktop 18 for Mac」を発表した。Standard、Pro、Business、Studentの4つのエディションを用意し、直販での価格は年額1万400円、年額1万1,700円、年額1万4,700円、年額5,200円。Standardエディションでは永続ライセンスも用意しており、価格は1万2,700円。
本バージョンでは、ProMotionディスプレイとの互換性を向上したほか、M1 Ultra搭載Mac Studio上でWindows 11を実行した場合で最大96%の高速化を図るなど、最新のMacデバイス向けた最適化を図った。さらにmacOS Venturaにあわせた設計を採用し、性能面やゲームへの対応なども改善した。
さらに、Windows 11のダウンロードからインストール、設定までを1クリックで行なえるようセットアップを改良。そのほか、ProエディションではVagrantやDockerとの統合や高度な仮想ネットワークツールのサポート、Business Editionではさらに一元管理や一括展開に向けたUnifiedボリュームライセンスキーなどにも対応する。
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