車のタイヤの切れ角を最大80度に拡張する技術が登場、縦列駐車も楽チンに

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ドイツの自動車部品会社であるZFが、タイヤの切れ角(進行方向に対してどれぐらい角度をつけられるかの値)を最大で80度までつけられるようになるストラット式サスペンション「EasyTurn」のコンセプトを公開しました。狭いスペースへの縦列駐車やUターンがこれまで以上に簡単になることが期待されています。

EasyTurn – Strut Suspension Axle Concept – ZF
https://www.zf.com/products/en/cars/products_64199.html

Mechanics invent an axle that can achieve steering angles of up to 80 degrees
https://interestingengineering.com/axle-steering-angles-80-degrees

EasyTurnがどのように働くのかは以下の動画を見れば分かります。

ZF Easyturn – YouTube
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EasyTurnが取り付けられた前輪は、通常時は真っすぐになっていますが……


運転手の操作により、左右に最大80度傾けることが可能。


こんな感じで車軸が回転し、普段よりも狭いスペースで簡単に切り返しを行うことができるようになります。


車の回転半径は以下のようになっており、青線で示されたEasyTurnが赤線で示された通常の車よりも小さく回転できていることが分かります。


ZFは「EasyTurnを使用するとタイヤの切れ角を最大80度まで拡大可能です。この革新的なシステムは乗用車と貨物車の両方にメリットがあります。特に、狭い都市部の交通、駐車場、狭い路地、工事現場、交通渋滞、積荷エリアなどで有効です」と述べました。

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2022年07月28日 06時00分00秒 in 乗り物,   動画, Posted by log1p_kr

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