真夏の観覧車は「ゴンドラ内の温度37℃ 1周約13分」…遊園地の掲示に大反響

J-CASTニュース

   首都圏で真夏日が続いた7月の3連休。「海の日」によみうりランド(東京都稲城市)に訪れた親子が、遊園地で目にした掲示物が暑さを物語る内容だと大きな注目を集めている。


  • よみうりランドの大観覧車前(赤祖父さん@akasofa提供)

「人気の観覧車をガラガラにする魔法の言葉」

   ツイッターユーザー・赤祖父さんは2022年7月18日、よみうりランドを訪れていた。15時ごろ、大観覧車に乗ろうと乗車口に訪れる。しかし乗車口に掲示されていた、次の掲示物を見て断念した。

「観覧車
ゴンドラ内の温度37℃ 1周約13分」
体調の悪い方はご遠慮ください」

   取材に対し赤祖父さんは「知らずに乗ったら大変なことになったと思うので助かりました」と述べる。

「子連れでもありましたし、乗るのは普通に無理だろと判断しました。当日は薄曇り程度でしたが蒸し暑かったです」

   18日の都内の最高気温は32.2度だった。

   赤祖父さんはこの掲示をツイッターで「人気の観覧車をガラガラにする魔法の言葉」だと紹介。投稿は20日19時時点で2万4000件を超えるリツイート、14万2000件を超える「いいね」が寄せられる大きな反響を呼んだ。

   ツイッターではこの掲示について「良心的」「凄い親切」といった声が寄せられている。観覧車については「動くサウナ」「13分間の我慢大会」だと話題になり、一部からは「試しに乗ってみたい」と言う声も上がっている。

   よみうりランド広報部によると、ゴンドラ内の温度掲示は2018年7月から行っている。「搬器内には冷房設備がなく、お客様に暑さを事前にお知らせするため」だ。搬器内の温度計が 40 度を超えた場合には、客の安全を考慮し、運休にしているという。

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