ディスプレイの中心を見つめながら話せるウェブカメラが、Indiegogoで一般販売を開始した。
一般的なウェブカメラはディスプレイの上部に取り付けるため、ウェブ会議で画面を見ながら話をしていると、相手からはやや視線を下を向けているように見えてしまう。これに対して「MECA」と名付けられたこのウェブカメラは、画面の中央を見つめていても、いっこうに視線がズレないのが特徴だ。それもそのはず、この製品は、ディスプレイ上部に取り付ける本体部から、有線でつながれたカメラモジュールだけを下に引っ張り下ろし、画面の中央にセットして使用する構造を採用しているからだ。さらに本体部にはマイクのほかに色温度の調整が可能なライトが内蔵されており、これ1台でウェブ会議に必要なツールがそろうのも利点。クラウドファンディングでの資金調達には今春の時点で成功しており、今回、Indiegogoで開始されたのは一般販売であることから、オーダーすれば来月にはお手元に届く見込みだ。画面中央にセットしたカメラがズレたり倒れたりしないのかという懸念は、実際に購入して確かめてみてはいかがだろうか。