この前、ネイルアートのトップアーティストを紹介する特番を観たんですけど、今ネイルアートってすごいことになってるんですね、今更ですが。3D仕様で、ものすごくマニキュアの盛りを多く?したりとか、羽生やしたりとか、普段アートをしない自分にはそれらをつけたままの日常生活は謎である。トイレのときとかどうするんだ?
で、ジオラマって興味あるんですよ、ちょっと。つい模型店に行くとじっと見入ってしまいます。
何が言いたいかって?そう、どうせ3Dなら、もっと!もっと!もっと高いところへ行こうよ!上に伸ばしてみました。ジオラマon爪。
※2006年5月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
恒例の、適当に買った材料紹介
大型手芸店ユザワヤの模型部に行く。初めてそこで買い物をする。何を買えばいいやら、と迷うが、地面にするための地面っぽいテクスチャーをなんとか選んでみた。
で、ジオラマの核となるオブジェクトであるが、アリモノで爪に乗るような小さい世界遺産や観光地などなく、仕方がないので「オーブンで焼くと硬くなる粘土」FIMOというのを買ってみた。
爪は、実際の爪を使おうか付け爪を使おうか悩んだが、面積も広い付け爪を使うことにした。これはなぜか家にあった。5本の指に合う大きさのを並べて、面積を考慮しそれぞれに景勝地を割り当てる。
マヤのピラミッドと東京タワーが並ぶ
結果、親指には「マヤのピラミッド」、人差し指には「富士山」、中指には「カッパドキア」、薬指にはエンパイアステートビル」、小指には「東京タワー」を置くことと相成った。自分でも何を言ってるんだかよくわからなくなってきた。
要は、なるべく「高そうに見える(標高が)」オブジェクトを選んでみたのだ。それでいて成型しやすそうな奴。世界遺産を「奴」呼ばわりしてしまった。
……まあ着色でなんとかごまかすとして、さてオーブンをあっためとこうか。
オーブンで粘土を焼く違和感
しかもこんな小さい奴を(また奴呼ばわりしてしまった)。不安ではあるが、所定のやり方に従って20分、130度にあたためたオーブンに入れます。
エンパイアステートビルに膨張されたらどうしようと思っていたのだが、何も変形せず固まった。あとは冷め切って落ち着いてから着色しよう。
ジオラマ、というか土ひねり人形のようなフォルムではあるが、塗りを入れたらなんとかそれっぽく見えるように思えてきた。エンパイアの先っちょは曲がったままだし、カッパドキアにいたっては説明ナシではただのシメジにしか見えないが。
で、こんな感じになりました。わーい!爪の上にアナザーワールドが生まれたよ!
では爪につけてみましょう。これで日常生活は送れるのか?
よくない?(語尾上げて)
実際に身にまとうと、愛着がわいてきた。子供を紹介する気分で親指からお見せしよう。
当然、通常の日常生活は送れまいが、まあ一通り動いてみよう。
終了。
まあしかし、自分で小さな世界を作るのは楽しかった。世界の旅をしている気分。には正直ならなかった。
TVでスプーン1杯の上に至極の料理を作る、という番組があったが、あの「箱庭感覚」がたまらない。そんな気分。
実用には全く向かないが、次はもっと高いものに挑戦したい。通天閣とか、新東京タワーとか。