6月15日から17日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたネットワーク技術・製品のイベント「Interop Tokyo 2022」において、ティーピーリンクジャパン(TP-Link)はWi-Fi 6Eに対応したメッシュWi-Fiシステム「Deco XE75」を参考展示していた。
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6こと「IEEE 802.11ax」の周波数帯域を増やしたもので、従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯を利用可能にしたもの。
米国と韓国では、すでに5925~7125MHz帯(1200MHz幅)が利用可能だが、日本国内でも、現在6GHz帯のうち、ヨーロッパと同じ5925~6425MHz帯(500MHz幅)が利用できるよう、電波法の見直しが進められている。
Deco XE75は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のトライバンドと、子機と2402Mbpsで通信可能なHE160に対応するメッシュWi-Fiシステム。Amazon.comの販売価格は299.99ドル。
米国などで発売済みだが、PPPoEにも対応していることなどから、将来的には日本国内でも発売されるものとみられる。1.7GHzクアッドコアCPUとギガビット対応LAN×3を備え、2台構成の場合で5500平方フィート(500㎡)をカバーし、200台のデバイス接続可能とされている。