岸田首相、今夏の大停電のリスクにも「今後しっかり考える」と検討することを約束

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参院選の公示を前に与野党の党首が一堂に集まったインターネット討論会で、岸田首相は、今後の電力不足に対して対策を尋ねられ、あくまで検討ベースで進めていく考えを述べました

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岸田首相は、今後の電力の安定供給の具体的な政策について話を振られ、「電力の需給の問題は今後しっかり考えていかなければなりません」と答えました。

せっかくのチャンスをみすみす逃していて、国民は貧乏になっただけです。

セルフ経済制裁とまで言われてしまっています。

維新の会の松井一郎氏に今後の具体的な電力供給の計画を質問されても、検討するとしか言えません。

安定したエネルギー政策は、現場の努力を台無しにしないためにも、適切なものであってほしいです。

電力不足は、火力発電所や原子力発電所を稼働していないだけでなく、全面自由化の制度設計の不備という根本的な欠陥にあります。

これは日本の伝統ですが、戦略の段階で失敗しているので、それを戦術で取り戻すのは無理そうです。

そもそもマスコミの報道が正常化しないと、岸田首相はいつまでも検討使のままかもしれません。

この夏にも大停電のリスクがあるのに「今後しっかり考える」のはさすがに茫洋としすぎています。

ニコニコ生放送主催のネット討論会 NHKより

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