春ですね。新しい学校に入学した人、新入社員として会社へ入社した人、そのほかにも新しい集団の中で生活する機会の増える季節だと思います。周りの人たちの中でいかに自分をアピールしていくか、要するにどうしたら目立つか、この先の集団生活をより有利に運ぶために、今回は外見で目立つコツを検証しました。
※2006年4月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
方法はいたってシンプル
今回は服の色に注目して「目立つ」を検証したい。遠くから見た場合、何色の服が一番目立つのか。それを確かめるために、町を一望できる高台へカメラをセットした。ここから町の中に立つ僕を撮影するのだ。
とはいったものの、そもそも僕のことが見つけられないと困る。なので名前を書いたプレートを用意した。たまにアメリカの子供が野球場のスタンドで掲げているあれだ。これを持って町に出て、それを高台から撮影するわけだ。
さっそくはじめます
まずは白色の服から。白はもっとも基準となる色だ。学生ならばカッターシャツか夏のセーラー服、社会人ならば上着を脱いだ状態を模擬できる。
立つ場所は高台からも見つけやすいスーパーの駐車場。早起きして開店前に撮影を終わらせたかったのだが、結局起きれなくて昼になってしまった。自分の名前を掲げる白い男に買い物客も足を止める。
このとき撮影した写真がこちら。はっきりいってぜんぜんわからない。さすがにちょっと遠すぎたか。丘の上で撮影をしていた方に聞いてもやっぱりいるかいないかわかるようなわからないような、そんな程度だったらしい。だけどそれでは企画として終わっているので撮った写真を拡大してみることにした。
見えるまで拡大してみた、の図。なんとか白い僕が確認できる。撮影者は「線のように見えた、気もする」と言っていた。
あまり深く考えずにとりあえず他の色でも試してみよう。
着替えました
次の色は黄色。黄色いTシャツは以前BBフェスタで販売していたZくんTシャツだ。これは目立つ。
丘の上から撮影した写真がこちら。
やっぱり黄色、結構目立つ。丘の上の撮影者も黄色が一番わかりやすかったと言っていた。それにしてもこの企画、目立つ方法を考えるという趣旨のはずだが、撮影中はなぜか「目立つな、見るな」と念じながらプレートを掲げていた。
次は青です
どんどん行こう。次、青。かなり派手な色だ。これならば遠くから見ても目立つのではないか。実のところこのシャツ、派手すぎてほとんど着たことがなかった。
結果がこちら。
なんと丘の上から見ると「青が一番わかりにくかった」とのこと。確かにこうやって写真で見ても僕がいるのかどうかすらよくわからない。完全に風景に溶けてしまっている。近くで見るとあんなに派手だった青も、遠くからだと目立たないのだ。
そして赤
最後は情熱の赤。これは目立つ。サンタが赤い服を着ているのは暗闇でも視認性を確保するためなのかもしれない。通りかかった子供に「あんどうだ」って言われたので追いかけ回しそうになった。
そして赤い僕を撮影した写真がこちら。
「赤は見ていてわかった」と丘の上でも言っていた。写真で見てもやっぱりちゃんと目立っている。どうでもいいけどそろそろお店の人に何か言われそうな感じがしてきた。
目立つ色が判明しました
結果、遠くから見ても目立つ色は黄色と赤、次いで白、一番目立たない色は青、ということが判明した。集団の中でとにかく目立ちたいというあなた、黄色か赤の服を選ぶといいと思います。ライバルに差をつけられるチャンスかもしれませんよ。