みんな元気セヨ! 私が日本にいた十数年間、数々のスイーツブームが起きた。特に印象に残っているものだとパンケーキ、かき氷、タピオカ。この3つに関してはブームが過ぎた今でも生き残っているお店が多い。
タピオカの後にマリトッツォ、バスクチーズケーキ、カヌレなどがブームという玉座を狙っていたが、前の王たちに比べるとその破壊力は弱かった。そこでその玉座を奪いに韓国から日本に渡ったものがある。
その名は「クロッフル」だ。
・クロワッサン+ワッフル
名前の通り、クロッフルはクロワッサン+ワッフルだ。クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いたものである。
実はこのクロッフル、韓国ではすでにブームが終わり、今ではもう定番スイーツとなっている。今回は韓国に数多くあるチェーン店の中でも、普通ど真ん中だと思われるクロッフルをレビューしてみようと思う。
・いざ実食
こういうのは手で持ってパクっといきたいところだが、レビューだし切って食べるか。
………
ん⁇⁇
全然切れねええええ!!!!!!!!!
・第一印象=硬い
何とか切れた……ここのクロッフルがたまたま硬かっただけのはずだ。味がうまけりゃ何でもいい。
・この味は…
これ……普通のパイ生地と変わらなくない……?
サクッとした食感でほんのり甘い味。これはアップルパイなどのサクサク系のパイ生地、それだ。決して不味いわけではないが、パンケーキブームの時に受けたうまさの衝撃ほどではなかった。
・トッピングを楽しむ
プレーンだけでなく、ティラミス風やチョコレートのトッピングもいろいろある中、今回は人気ナンバー1のイチゴと生クリームも頼んでみた。
お! これで完成するのか!!!!
プレーンはただのパイ生地を食べてる気がしたが、トッピングをのせることでちゃんとしたスイーツとして完成した。パイ生地にイチゴと生クリームって全て知っている味ではあるが、一人前を気軽に食べられるのがいいんだと思う。
・本体が主役ではなかった
私が思っていたのとは違って、クロッフルは本体が主役というよりはトッピングを活かせるタイプのスイーツだった。一人一人自分の好みにあったトッピングをもっと楽しませてくれる「補助役」なのだ。
日本でも新大久保を中心にお店が増えつつあるらしいので、試してみてはいかだだろうか。それでは読んでくれてカムサハムニダ!
参考リンク:韓国のクロッフルチェーン「クロッフルガク」サイト(韓国語)
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.