Teslaの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は米国時間5月31日、幹部に宛てた電子メールで、従業員に今後リモートワークを認めないとの方針を示したという。同社の株主Sam Nissim氏がTwitterに投稿した電子メールのスクリーンショットを基に、Fortuneが報じた。
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「リモートワークを希望する人は週に最低(繰り返すが『最低』だ)40時間オフィスで勤務しなければならない。さもなくばTeslaを退職してもらう」と、リークされたその電子メールでMusk氏は伝えている。「例外的にこれが不可能な人がいる場合は、私が直接その例外を審査して承認する」(同氏)
#Tesla no longer allowing remote work@TeslaPodcast @SawyerMerritt @WholeMarsBlog @garyblack00 @GerberKawasaki pic.twitter.com/DKAgh9ptSX
— Sam Nissim (@SamNissim) June 1, 2022
新型コロナウイルスの感染が最も拡大していた時期に何カ月間にもわたって在宅勤務が続いた後、オフィス復帰の方針を検討する中で、他の多くのハイテク企業がリモートワークを容認する方向に傾き、少なくとも勤務時間の一部を在宅勤務にすることを従業員に認めている。Musk氏が約440億ドル(約5兆7000億円)で買収することで合意しているTwitterは、従業員は永久に在宅勤務可能という方針を明らかにしている。
Tesla従業員に対するリモートワーク禁止の方針が、いつから適用されるかは不明だ。
米CNETはTeslaにコメントを求めたが、直ちに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。