米国の後払い型決済市場、2024年に取引額が1000億ドル超へ–平均利用金額も1000ドル超

CNET Japan

 eMarketerは、米国の後払い型決済サービス(Buy Now Pay Later:BNPL)利用状況に関する調査結果を発表した。2022年の取引額は、前年比77.3%増の756億ドル(約10兆2075億円)と見込む。その後、2024年には1000億ドル(約13兆5020億円)超規模へ拡大するという。

 米国でBNPLサービスを利用している人は、2022年末時点で7900万人となり、前年に比べ56.1%増える。ただし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの3年間は、3桁成長が続いていたそうだ。BNPLユーザーの割合は、米国全体の4分の1を超えており、オンライン通販利用者に限ると3分の1以上ある。

 オンライン通販でBNPLが使いやすくなるため、平均利用額も増え、1ユーザー当たりの平均利用額は、2022年に前年比13.5%増の957.46ドル(約12万9000円)、2023年に1000ドル(約13万5000円)超とみる。2桁成長は、2024年まで続くという。

 世代別では、Z世代の利用率がもっとも高く、オンライン通販ユーザーの55.1%がBNPLを利用していた。これに、ミレニアル世代、X世代、ベビーブーム世代が続く。

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