【検証】若者の間で人気の「地球グミ」をおっさん記者たちは知っているのか

ロケットニュース24

ネットニュースの記者たる者、トレンドには敏感でありたいもの……。

先日、Z世代向けの「#キラキラドンキ」で売れてるものが全くわからずショックを受けた。今のトレンドを作っているのはTik TokやYouTube……。

Tik TokやYouTube発で、若者の間で大人気になっているのが「地球グミ」というお菓子。ブームになったのは1年ほど前からで、もはや若者の間で知らない人はいないレベルらしい。

気持ちだけは若いものの、着実にエイジングの波が押し寄せてきているロケットニュース24編集部。オッサンたちはこのグミを知っているか、クイズを出した結果……いろいろ心配になる結果に。


・地球グミについてざっくり説明

あらためてざっくり説明。「地球グミぐらい知っとるわ!」という人は読み飛ばしてください。「地球グミ(プラネットグミ)」とは、その名の通り、地球の形をした海外製の青いグミ

もっちりした独特の食感で、中からマグマをイメージした赤いストロベリーソースが出てくる……というもの。

独特の食感で韓国のYouTubeから火が付き、日本でもユーチューバーが紹介したことで若者の間で大人気に。

しかし「地球グミ」は入手困難。ネットで予約販売が行われたり、店頭でも個数制限がかけられることが多い……ってな感じである。


・まずは社内のZ世代女子に…

実際にオッサンたちにクイズを出す前に……。まずは社内で最も若手Pouch編集部・あん すずでテスト。

部屋に入ってくるや否や「あ、地球グミだ!」と即答。「これ知ってる?」と聞くまでもなかった! さすが。ちなみに答えられないメンバーを見て「えっ、知らないんですか! 嘘でしょ!」と驚いていた。


・クイズスタート!

では、さっそく社内のオッサンたちに「地球グミ」を見せて、知っているかクイズ! 知らなくても、見た目や味から名前を当ててもらうことにした。


Yoshio「なにこれ初めて見た! 名前は…ワールドボム?」


砂子間「初めて見ましたね。名前、うーん、海外っぽいからブルーアース」


和才「なんかグミが流行ってるっていうのは聞いたことあるけど……アースグミ?」


中澤「なんですかこれ、食べ物なの!? 名前は……グミボール?」


GO羽鳥「知らない! 食えなくはないけど美味しくはないかな。名前は……地球グミ?」


うーん、着実にエイジングが進んでいる。存在は知らなかったのに、名前を当てられたGO羽鳥は編集長としての意地を見せたか。


・途中で衝撃の事実が発覚

ここからは正解した人たちのコメントを紹介していこうと思う。

原田「ふふふ、これは……地球グミですね。1週間前に姪っ子から教えてもらったんですよ!」

いつも格付けチェックで外しているせいか「まあ、オッサンたちは知らないでしょうね〜」」と得意げな原田だったが……。


PKサンジュンにクイズを出したところで衝撃の事実が発覚する。

PKサンジュン「あー、地球グミですよね? 娘のレイちゃんがほしがってて、オレ1年くらい前に記事書きましたよ


えっ!?


私は4ヶ月前に異動してきたので容赦してほしいのだが、すでに記事になっていたとは……! 

それにしては、不正解のメンバー多すぎじゃない!? 正解した原田も1週間前に知ったとか言ってたし……。


ちなみに記事を覚えていたうえで正解したメンバーはふたりだけ。

佐藤「あー、地球グミね。サンジュンが記事書いてたよね、近所でもよく入荷したってPOP貼ってあるよ」


あひるねこ「地球グミですね。サンジュンさんが記事にしてましたよね。興味はないですけど」

とのこと。あひるねこの冷淡さは気になるところだが、覚えてるメンバーがちゃんといてよかった!


・味への感想は…?

ちなみに「地球グミ」を知っていたメンバーも食べるの自体は初めてだった。ユーチューバーのような食べたときのリアクションがほしいところだが……。

「うーん、食べられなくはないけどそこまで好きじゃない……」
「不思議な食感ですね」
「若者はこういうのが好きなのか……」

など、みんな言葉少なに……!!! ユーチューバーと全然ちげえ〜。唯一、中澤星児だけは

「えっ、なにこれ、スーパーボール? 食べ物なんですか!?」

「(グミを出した容器をかじり)あ、ここは食べられないのか(笑)」

と、いちいち大きくリアクションしていた。社内でもっともユーチューバー向きなのは中澤かもしれない。


・結論 地球グミの認知率 44%

というわけで、ロケットニュース24編集部で「地球グミ」を知っていたのは9人中4人。しかし……以前も記事で紹介していてこの正答率はいただけない!

少し前に、2年前に紹介した塩パンを再度買ってきたのにみんな気づかなかったことがあったが……、トレンドへの敏感度うんぬんより、深刻な社内の老化のほうが心配になってしまった。

執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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